ツイートの3行目

小学校の先生です。ツイートは2行まで。3行目からをここに書いていきます。

【日】その人を知りたくばツイートよりもリプライを見るのです

 

 おはようございます。何ごとにも準備と即興のバランスが大切です。即興だけでやっていける対応力があるのであればいいのですが、大抵の人はそんなに器用ではありません。

 だからと言って、その場の空気感や反応を無視して準備してきたことを貫き通そうとすると、おもしろくないものができあがってしまいます。

 と、昨日のIPPONグランプリを観ていて思いました。大喜利ってまさに準備と即興の間なんですよね。その場で考えた回答を、どのタイミングで、どんな言い方で発表するのかが重要になります。

 授業でも同じことが言えるでしょう。準備だけでもだめだし、即興だけでもだめなのです。準備と即興のバランス。永遠の課題ですね。どうも、インクです。

 

その人を知りたくばツイートよりもリプライを見るのです

  先ほどの「準備」と「即興」に当てはめて考えると、ふだんのツイートは「準備」の割合が大きいと言えるでしょう。その場で思いついたことをすぐにツイートしているという意味では「即興」に近いようにも見えますが、自分の生活の中で自分で考えて自分で言語化している時点で、十分に「準備」をしていると言えるのではないでしょうか。

 もちろんやろうと思えば、何時間だって何日だって「準備」をすることができます。しかもツイートには140字という制限があるので、部分的な知識を単発で披露することができてしまいます。要するに、誰でも賢そうに見せられるというわけです。

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  一方で、リプライは「準備」と「即興」の間にあると言うことができます。思考の出発点が他者のツイートにありますからね。もちろん、ふだんの蓄積から材料をあつめて「準備」をするわけですが、その材料あつめにこそ「即興」が試されるというわけです。

 相手の意図を読み取り、そこに合わせて反応するのか。それとも、あえてそこから外したところでおもしろさを生み出すのか。その場の流れや相手の人柄までをも見越した上での対応が必要になってきます。

 しかも、ここに両者の関係性が加わります。敬語がどうのこうのとか、遠慮や謙遜をしなければならないのかどうかとか。冗談が通じるかどうかとか、反応のスパンがはやいかどうかとか。いろいろなことを考慮しながら最適解を見つけ出さなければなりません。

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 いかがでしょう。今日のタイトルの意味をわかっていただけたでしょうか。その人を知りたくばツイートよりもリプライを見るのです。「準備」をする時間が長くなりすぎることで混ざってしまう嘘を見抜くためにもリプライを見るのです。相手の意図をどのように汲み取ったのかが表れるリプライを見るのです。

 ツイートなんてハリボテでしかありません。映えを意識した写真とおなじようなものです。まあ、それが積み重なることで自ずと見えてくるものもあるんですけどね。それよりもリプライを見た方が手っ取り早いぞという話です。

 フォローしてくださっている方はよくご存知かと思いますが、筆者は大抵の返答をリプライではなく引用リツイートで行っています。人のマネからはじまったのですが、一応それなりの理由があります。

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 まずは、これまでにも述べてきたとおり、人に知ってもらうためにはツイートよりも返答を見てもらった方が手っ取り早いと思っているからです。同時に「自分も絡めば何かしらが返ってくるんだな」ということをわかっていただけるきっかけにもなります。

 また、引用リツイートをしていると「誰と絡んだのか」をすべて見てもらうことができます。そうすると「あ!あの人と絡んでいる!」とか「あ!あの人と繋がりがあったんだ!」とか、情報ではなく「人」としての関係性を見てもらうことができます。

 他にも単純にTLに登場する回数が増えるとか、相手の「返信しなければならない」という義務感を軽減するとか、いろいろとよいところはあるわけです。

 反対に、リツイートが多すぎてうるさいとか、引用リツイートされてしまうから絡みにいくのが恥ずかしいとか、抵抗感を与えてしまってフォローを外されてしまうこともあるのですが、そればかりはもうどうしようもありません。

 フォロワーを増やすことが第一の目的ではありませんからね。自分がおもしろいと思っていることを、一緒になっておもしろがってくれる人が、ひとりでも増えればいいなと思っています。そのための引用リツイートです。

  これだけ語っておいて、もしかすると明日になったらすっかりとやめてしまっているかもしれません。ふつうにリプライで返答するようになっているかもしれません。ほかの記事でもおなじですが、このブログはあくまでも「現在の記録」です。

 ただきっと「おもしろいを共感できる人と一緒にいたい」という感覚はこれからも変わらないのだろうなと思っています。無理にわかれとは言いません。押し付けるつもりもありません。いつまでも「自分がおもしろいと思うこと」をやり続けていると思いますので、同じように「おもしろい」と思ってくださる方がいるのなら、ぜひ一緒に悪だくみしましょう。

taishiowawa.hatenablog.com

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【お知らせ】

 らいざさん(@rize_up_high)と らぱんさん(@lapinHSP)に、ゲストであるイスップさん(@bstogs)を加えて、みんなでおしゃべりをする会「らぱいんざWORLD」を開催します。現在、聞き手および、この4名への質問を募集しています。興味があってもなくてもぜひ遊びにきてください。あなたのご参加をこころよりお待ちしております。

 

 日程:2020年6月26日(金)21時から

 場所:ZOOM

 

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◯ 質問募集 → 下のツイートにリプ