ツイートの3行目

小学校の先生です。ツイートは2行まで。3行目からをここに書いていきます。

【火】何百人もの人が自分の文章を読んでくれるって冷静に考えてすごいことだな

 

 おはようございます。身バレを防ぐために黙っていたのですが、うちの自治体でも先日から教職員の在宅勤務がスタートしました。まわりを気にすることなく自分のペースで進めることができるので、家で仕事をする方が快適だろうな思っていたのですが、数日を経てしんどさがわかってくるようになりました。

 別にサボっているわけでもないのに、うっすらとした罪悪感が常にあります。やはり「仕事は職場でするものだ」という感覚がこびりついてしまっているのでしょう。子どものころの、微熱で学校を休んだときの感覚に似ています。元気なのに家にいる。ふだんは学校にいる時間なのに家にいる。たとえ同じことをしていたとしても、家でやっているとなんだかそわそわしてきます。

 ああ、子どもたちに会いたいな。ああ、授業がしたいな。ああ、居酒屋でビールを飲みたいな。ああ、カフェで本を読みたいな。ああ、まちで買い物がしたいな。ああ、夜行バスに乗って遠くに行きたいな。ああ、あの人に会いたいな。本当の大事さは、居なくなってから知るんだ。どうも、インクです。

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何百人もの人が自分の文章を読んでくれるって冷静に考えてすごいことだな

 「書くこと」と「走ること」と「パワーポイント」が好きです。バラバラなように見えて、実はぜんぶ同じです。共通点は、だれにも邪魔されることなくひとりでやりたいようにできるというところです。

 今こうしてブログを書いていますが、誰にも何も言われません。先生に提出するわけでも出版するわけでもないので、指示されたり校閲が入ったりすることもありません。余計な手順を踏まずに、自分が読みたいと思ったことをそのまま書くことができています。

 走ることも同じです。誰かに走れと言われるから走るわけではありません。走りたいから走る。ただそれだけです。どのくらいの距離を走るのかは自分で決めます。どんなルートを通るのかも自分で決めます。誰にも邪魔されることはありません。

 パワーポイントだって同じです。ワードやエクセルとは違って、行やセルという概念が存在しません。自分が思い描いたものを、好きな場所に配置することができます。「こちらを動かしたらあちらがズレた」なんてことも起こりません。人のやり方に左右されることなく、自分の理想を表現することができるのです。

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  前々からこのような気持ちはありましたが、社会人として働くようになって、改めてより強く感じるようになりました。好きなようにやりたい。

 やりたいことは常にあります。やり方も思いつきます。だからこそ、その純度を下げることなくそのままの形で実行したい。成功するか失敗するかなんてどうでもいいから、その結果を見てみたい。いつもそんなことを思いながら生活しています。

 このときに、他者の存在が大きな障壁になることがあります。オブラートに包まずに言えば、邪魔になるのです。こんなことを言うと、なんだかえらそうに聞こえるかもしれませんし、調子に乗っているように聞こえるかもしれません。自分でもそう思います。

 もちろん、「たくさんの人の意見を聞いた方がいい」という意見も「経験がある人にアドバイスをもらった方がいい」という意見もわかります。何も間違ってはいないでしょう。ただ、それは「失敗しないようにする」ということが前提にある場合です。

 先ほど書いたように、成功するか失敗するかなんてどうだっていいのです。自分がやりたいと思ったやり方で実行したときの結果が見てみたいのです。要するに、そもそもの目的がちがいます。だからこそ、他者の存在が邪魔になってしまうのです。

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 ただ、組織に所属している限り「好きなようにやる」って、そう簡単にできることではありません。いくら他者の存在が邪魔になるとはいえ、何の相談もなしに好き勝手やっていたら信用を失ってしまうでしょう。それこそ調子にのっていると思われかねません。

 そうなると、のこされた道はふたつです。ひとつは、好きなようにやっても許される人になること。もうひとつは、好きなようにできる環境を自分で一からつくること。このふたつしかありません。どちらも決して簡単に歩ける道ではないでしょう。

 そしてきっと、どちらの道に進むにしても「仲間」の存在が必要になるのではないかと思っています。障壁として立ちはだかる他者ではなく、やりたいことを理解して背中を押してくれる他者の存在です。あいにく今の自分には、そんな「仲間」がいません。もちろん、つくろうとしてこなかった自分の責任です。

 だからこうして毎日ブログを書いています。最近始めた「教育を存分に語れるバー」も結局は同じです。このふたつは、仲間探しうんぬん以前に、自分を知ってもらうために続けていることです。仲間をつくるためにも、まずは自分のことを知ってもらわなければなりません。発信はあくまでも自己紹介なのです。

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 このように考えていくと、ブログを続けているだけでは仕方がないということがわかります。自己紹介を延々と続けていたって、そこからは何も生まれません。つまり、ブログの先に具体的な行動を伴う「何か」を設定しなければなりません。ひとりでは絶対にできない、仲間を必要とする「何か」です。実を言うと、そこがまだぼんやりとしています。現時点ではっきりとこれだと言えるものがありません。

 「教育を変える」だとか「明るい未来をつくる」だとかぼんやりとしたものではダメです。仲間を集めたところで、それぞれが何をすればよいのかがよくわからないからです。もっと具体的で、もっと現実的な、そんな挑戦を設定しなければなりません。

 ありがたいことに、少しずつこのブログに足を運んでくださる方も増えてきました。本当にありがとうございます。ただどれだけ増えようとも、だらだらとしていては誰も「仲間」になってくれなくなるでしょう。ここのタイミングは大切な気がしています。

 具体的なことを何も言えないのがとても悔しいのですが、また近いうちにブログの先で、何かアクションを起こしたいと思っています。そのときはぜひ力を貸してください。誰にも邪魔されることなく、一緒に、好きなようにやりましょう。

taishiowawa.hatenablog.com

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 あらかじめ言っておきますが、どれだけ規模が大きくなろうとも、このブログ自体を有料化することは絶対にありません。本文中にも記載したように、このブログはあくまでも自己紹介であり、やりたいことを実現させるための手段です。ここで変に目先の利益を得ようものなら、それこそ「仲間」は遠ざかっていくでしょう。

 ただ本当にやりたいことがみつかったときには、どうしても「お金」と向き合わなければならなくなるのだろうなと思っています。そうなれば、きっとまた違う場所で資金調達を始めることになるでしょう。そのときまでには、応援したくなるような人間になっているはずです。だからどうか、そんな日が来たら、オラに現金をわけてくれ!