ツイートの3行目

小学校の先生です。ツイートは2行まで。3行目からをここに書いていきます。

【水】ひとりでできることには限界があって必ずどこかで他者の力が必要になる

 

 おはようございます。先日エントリーした企業から、説明会の日時が書かれたメッセージが返ってきました。そこにはふたつの日時が書かれていました。ひとつは平日の昼間、もうひとつは平日の夕方です。

 そりゃあ、そうですよね。説明をしてくださる方も平日にお仕事をされています。平日に仕事をしている転職希望者と平日に説明会を開いてくださる企業と。

 先生をしながらどうやって平日に開催されている説明会に参加すればよいのでしょう。やはり多少は強引な手段をとらなければならないのでしょうか。

 きっとここが第一の壁なのでしょう。進撃の巨人でいうところのウォール・マリアです。この壁を破壊しないと内部に侵入することはできません。読者の中に超大型巨人はいませんか。どうも、インクです。

 

ひとりでできることには限界があって必ずどこかで他者の力が必要になる

 しっかりしていて、堂々としていて、なんでも器用にこなしてしまう。そんな人、いますよね。自慢になってしまうから大きな声で言えないだけで「自分がそうだ」という方もいらっしゃるでしょう。

 そういう人がもたれがちなイメージに「ひとりで生きていけそう」というものがあります。何でもできてしまうからこそ、そう思われてしまうのです。

 困ったことに、そういう人は本当に何でもできてしまいます。できているフリをしているわけでも強がっているわけでもなく、本当にできてしまうのです。

 できてしまうからこそ、人を頼ることができまさん。贅沢な悩みですよね。ただ、だからこそ、人に相談することができずに苦しむことになるのです。

 今日はそんな「弱みを見せられない人」や「誰かを頼ることができない人」について考えてみたいと思います。本日もどうぞよろしくお願いします。

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1.自分でやった方がはやい

 ほかの人に任せるよりも自分でやった方がはやい。いちばんの悩みのタネといっても過言ではないのかもしれません。まさに、できる人ならではの悩みです。

 べつに筆者自身ができる人だというわけではありません。実はこれ、学校の先生によく見られる傾向と一致しているのです。自分よりもできないことの多い子どもたちと、いっしょに過ごす仕事ですからね。

 どうしても自分でやった方がはやいことはたくさんあります。それでもやっぱり、子どもたちに委ねるところは委ねていかないと、それはもはや教育ではなくお世話になってしまいます。ただ、これがまあ難しいわけです。自分ができることって、やりたくなってしまうんですよね。

 そういう意味でも、できる人はときに我慢することが必要なのかもしれません。自分ができることをあえて封じてみることで、見えてくるものもあるわけです。「どうしてそんなに効率のわるいことをするんだ!」と怒ってはいけませんよ。うまくいくことへの執着なんて捨ててじっと見守るのです。  

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2.ひとりではできないこと

  本当にやりたいことを突き詰めていくと、必ずどこかではひとりでできることの限界にぶつかります。そんなときに、他者との協力が必要不可欠になるわけです。しかし当然、その他者は自分とはちがいます。「自分ならこうするのにな」とか「もっと簡単にできる方法があるのにな」とか。できる人ほど、他者に対して思うことはたくさん出てくることでしょう。

 そんなときに、他者を変えられると思ってはいけません。「優しく言ったのに変わらない」とか、反対に「強く言ったのに変わらない」とか、そういう問題ではないのです。その人は「そういう人」なのであり、すくなくともあなたの思い通りになんて変えられるものではありません。正論を突きつければ変わって当然だという考えは早めに捨てた方がいいでしょう。

 この考えをもち続けてしまうと、結局また「ひとりでやった方がいい」というところに逆戻りしてしまい、ついには「ひとりでできそうなこと」しかやらなくなってしまいます。べつに悪いことではないんですけどね。可能性に蓋をしてしまうのはもったいなく思います。

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 3.弱みを見せる

 筆者自身も、だれかを頼ったり、弱みを見せたりすることがとても苦手でした。できるようになったのは、つい最近のことかもしれません。見せた方が何かと生きやすいということがわかってきたのです。べつにわかってもらおうだなんて思ってはいません。

 いやむしろ、わかってもらうことなんてできないでしょう。知ってもらっておく程度でいいのです。知ってもらってさえいれば「そういう人」だと思ってもらいやすくなります。言い換えると、勝手に「こういう人」だと決められづらくなるということです。

 勝手に想像されてしまっても、それが合っているかどうかを確かめることはできませんからね。それこそ、何も言わなければ勝手に「ひとりで生きていけそう」と思われてしまう人がいるわけです。そんな適当な想像で自分を定められるのは嫌ではありませんか。

 それならば、自分から正確な情報をばらまいていった方が、勘違いされずに済んでいいではありませんか。どうすればいいのかわからない人は、とりあえず思ったことを正直に口にしてみればいいと思います。「おいしい」とか「それおもしろくないですよ」とか。考えたことを口に出していくことで、他者が抱くあなたのイメージがより正確になっていくのです。

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 なんだか1番で言っていることと3番で言っていることが真逆になってしまいましたね。我慢すればいいのか、口に出せばいいのか、よくわからない結論になってしまいました。ただひとつ確実に言えることとしては「他者との対話はおもしろい」ということです。

 かつての自分には到底信じられなかったでしょうね。人と話しておもしろいと思ったことなんてほとんどありませんでしたからね。きっと相手のせいにしてしまっていたのだと思います。やっぱり、自分が生きやすい環境は自分でつくらなければなりません。他者や環境によって定められると思われているアレもコレも、実は自分の問題であるのかもしれません。

taishiowawa.hatenablog.com

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【今後の予定】

①9月9日(水)こきけんよう Vol.10

②9月11日(金)らぱいんざWORLD with らいざさん、らぱんさん、へいなかさん

③9月16日(水)こきけんよう Vol.11

③9月25日(金)らぱいんざWORLD with らいざさん、らぱんさん、mucchuさん

 

【リスナー募集】 

①9月9日(水)こきけんよう vol.10:本日

  毎週水曜日の定例会です。まさかの10週目に突入しました。どうでもいい話をしています。週の真ん中、折り返し地点として聴きに来てはみませんか。声を出せる人はぜひとも一緒にお話ししましょう。水曜日に予定があるというだけで、目安になっていいものですよ。参加希望はツイッターのDMまで、よろしくお願いいたします。

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②9月11日(金)らぱいんざWORLD 

 普段のらぱいんざWORLDは、テレホンショッキング形式でゲストに来ていただいているのですが、今回からゲストを公募する形式のらぱいんざWORLDをはじめます。今後は、テレホンショッキング形式とこの公募形式を交互に行なっていく予定です。

 そして、直近の第5回らぱいんざWORLDに来てくださるのが へいなかさん(@Heino_naka)という方です。法務教官として少年院でお仕事をされているということ以外はほとんど何も知りません。まあ、いつものことですね。

 おもしろくなることは間違いないと思いますので、ぜひ遊びに来てください。ZOOMにて行います。聞き手としての参加を希望される方はツイッターのDMまでご一報ください。

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