ツイートの3行目

小学校の先生です。ツイートは2行まで。3行目からをここに書いていきます。

【月】好きになるのなら早ければ早いほどよい

 

 おはようございます。昨日は宅配便が届く予定になっていました。時間指定はしていなかったので、いつ届くかはわかりません。朝の8時半に追跡番号を入力し、現在地を調べてみることにしました。するとそこにはこう書かれていました。ご不在でしたので、荷物を持ち帰りました。「えっ」と思ってインターホンを見ると、赤いランプが点滅しています。確認すると、10分前にインターホンが鳴っているではありませんか。10分前といえば、ヘッドホンをつけて音楽を...。まさか8時台に来るだなんて思わないではないですか。連絡票にドライバー直通の番号は書かれておらず、本日中の再配達は14時以降とのこと。家にいたのになあ。どうも、インクです。

 

好きになるのなら早ければ早いほどよい

  もちろん再配達の依頼は14〜16時でお願いしました。楽しみにしていた分、朝一のチャンスを逃したのはショックでしたが、ワクワク感を長く味わえるのだと思い込みながら楽しみに待ちました。look forward to です。うしろには動名詞がつづきます。

 14時ぴったりにインターホンが鳴りました。さすが、宅配業者さん。よくわかっています。こうして無事に荷物を受け取ることができました。14時まで本当に長かった。

 こんなにワクワクしたのは久しぶりでした。はじめてゲームを買ってもらった小学生のような感覚でした。ちなみにはじめて買ってもらったゲームのハード機は「ゲームボーイカラー」、ソフトは「コロコロカービィ」です。今考えてもかなり画期的なゲームですよね、コロコロカービィって。

 まあそんなことはさておき、大切なのは荷物の中身です。この日に届いたのは「カメラ」です。先日の記事にも「カメラ欲が高まってきている」と書きましたが、善は急げということで即決で購入しました。こういうところで無駄に悩むと、結局は躊躇ってしまいますからね。思い立ったが吉日。旨いものは宵に食え。

f:id:taishiowawa:20200322202923j:plain

Leica X1

 ライカですよ、ライカ。カッコいいですね。このバルナックライカを彷彿させるデザイン。カッコよすぎます。ちなみに一眼レフでもなんでもなく、いたってシンプルなコンデジです。「カメラを始めるだなんて言いながらコンデジかよ」とか「初心者がいきなりライカかよ」とか「国産の方が安くていいカメラがあるのに」とか、カメラに詳しい方からすればいろいろとご意見があるのかもしれません。こちらから言えることはひとつだけです。

f:id:taishiowawa:20200322203403p:plain

 自分がほしいと思ったものを、自分のお金で買って何が悪いってんだい。ちなみに言っておくと、さすがにまっさらの初心者が新品のライカに手を出すほどお金に余裕があるわけではないので、もちろん中古で買いました。たまたまみつけて、ここを逃すわけにはいかないと思い即決しました。まずは形から。それでいいではないですか。

 カメラ以外でもなんでもそうですが、中途半端なものは絶対に買いません。どれだけ性能がよくてもデザインが気に入らなかったり、デザインが気に入ってもコンセプトが気に入らなかったり。反対に、ドンピシャで刺さるものがみつかれば、価格はほとんど気にせずにスパっと買ってしまいます。最優先事項が「価格」ではないのです。

 

f:id:taishiowawa:20200301074752p:plain 

 

 さあ、カメラを買ったらやることはひとつです。首にぶらさげて外に出ると、なんだか気恥ずかしくもあり、誇らしげでもありました。新しい洋服を着て出かけるときと、似たような気分です。何を撮ればよいのかも、どうやって撮ればよいのかも、まったくわからないので、とりあえずそれっぽい写真をパシャリ。パシャリ。パシャリ。パシャリ。

f:id:taishiowawa:20200322205844j:plain

f:id:taishiowawa:20200322205905j:plain

f:id:taishiowawa:20200322205933j:plain

f:id:taishiowawa:20200322210006j:plain

 いやあ、それっぽいですねえ。それっぽい写真をこうも簡単に撮れてしまうとは、おそろしい時代です。まあ、あくまでも「カメラをはじめたばかりの初心者が最初に撮った写真」というひとつの記録としてここに残しておこうと思います。これからどのように上達していくのか。自分でも楽しみです。

 こうして撮りながら歩いていると、ふだんとはちがうものが見えてきます。「あ、あの花きれいだな」とか「あ、あのビルおもしろい形してるな」とか。いつも歩いている道なのに、いろいろなものが見えてきます。これもまた、カメラがもつひとつの魅力なのかもしれません。

 これまでは「興味がない」という理由で遠ざけてしまっていたものでも、いざ手に取ってみるとおもしろさがみつかるものです。実際カメラの世界は、もっともっと深くておもしろいものがあるはずだと思っているので、これからが本当に楽しみです。中古といえども、それなりに高い買い物でした。しかし、今日1日の満足感だけでも、まったく後悔はありません。ただただ買ってよかったなという思いだけです。

 人生にはどうしても限りがあるので、なんだって好きになるのなら早ければ早いほどいいのです。もしかすると、カメラを手にするのはもっと早くてもよかったのではないかと思うくらいです。これからも様々なものを撮っていきたいと思うので、カメラの先輩方はぜひいろいろと教えてください。アドバイスもお待ちしています。よろしくお願いいたします。

taishiowawa.hatenablog.com

 

 カメラを持ち歩いているときの感覚は、荒野行動をしたあとにまちを歩くあの感覚と似ているなと思いました。ベランダやマンションの階段を動く人影にやたらと目がいくあの感覚です。伝わらない人は結構です。忘れてください。

 とにかく、途中にも書きましたが「興味がない」という理由で、おもしろいものを遠ざけてしまうのはあまりにももったいないなと思います。誰かが本気でハマっているということは、少なくともそこには何かしらの魅力があるはずなのです。そう考えると、まだ手を出していないことがあまりにもたくさんあります。スポーツ、アート、アウトドア、旅、ゲーム...。この量に対して、残された時間は驚くほど短いのです。さあ、果たしてどうしたものか。