おはようございます。最近ダラダラと書いてしまうことが多いので、今日の記事は45分で書こうと思います。小学校の授業1コマ分です。どれだけ途中だったとしても、45分が経過した時点で強制終了しようと思います。もし、中途半端なところで今日の記事が終わっていればそういうことだと思ってください。45分で何ができる? カップラーメンを15個つくれます。なんで同時にお湯を注がないのかは聞かないでください。どうも、インクです。
あらゆるモノに作り手がいるという事実はよく忘れられる
あらゆるモノに作り手がいるという事実はよく忘れられる
— インク@小学校の先生 (@firesign_ink) 2019年3月1日
メールアドレスを知らなければ連絡をとることができない。そんな時代がありました。あの人と連絡をとりたければ、勇気ある一歩が必要でした。一斉送信のアドレス一覧を見て「きっとこれがあの人のアドレスなのだろうな」と思いながらも、さすがにそこからメールを送るわけにもいきません。だからと言って直接聞く勇気もありません。メールをしたいけれど、アドレスを聞くことができない。もう二度と戻ってくることのないであろう人類の悩みです。今思い返してもあれはあれでよかったなあと思います。
いくつかのガラケーをつかってきましたが、今でもはっきりと記憶に残っているのがこのケータイ、au の「X-RAY」です。今見てもカッコいいですね。スケルトンなかんじが当時の流行を思い出させます。メールが届くと赤い文字で相手の名前が表示されるんですよ。いやあ、カッコいいなあ。
当時はまったく知りませんでしたが、実はこのケータイ、吉岡徳仁のデザインです。昔、情熱大陸にも出演されていましたね。まさか大人になってから同じデザイナーのプロダクトをまた手にすることになるとは思ってもいませんでした。ISSEY MIYAKE watch の「TO」も同じく吉岡徳仁のデザインなのです。
結局何歳になっても、同じ人がつくるモノに惹かれているのだと考えるとなんだかとてもおもしろいですね。この時計、文字盤がまあ読みづらいんですよ。だが、ぞれがいい。つけていると高確率で「なにそれ」と言われます。
ちなみに、のちに手にすることになる au の「INFOBAR」をデザインした深澤直人も ISSEY MIYAKE watch のデザインに携わっています。
いやあ、カッコいいなあ。今日これしか言っていませんね。たしか「INFOBAR」は3色展開だったと思うのですが、写真にうつっているカラーは NISHIKIGOI です。RED ではありません。NISHIKIGOI です。やっぱりモノっていいですね。「twelve」もいつかはほしいなと思っています。そんなに高くないのがまたいいんですよね。え? 誕生日ですか? 誕生日は7月ですけど、それがどうかしましたか?
画像をさがしているとあっという間に時間が経ってしまいました。そろそろ45分です。今回とりあげたモノたちはいわゆる有名デザイナーが手がけたプロダクトでしたが、世の中のすべてのモノには作り手がいます。小説で言うところの作者です。曲でいうところのミュージシャンです。本や CD というモノで見るならば、そこにはまた別の作り手がいるはずです。
大量生産が主流になることによって、こんなにも当たり前なことが忘れられているような気がします。ユニクロのTシャツにだって、明治のたけのこの里にだって、ダイソーのペン立てにだって作り手がいます。いくら機械化が進んでいるといえども、やはりモノは人の手で作られます。
「だからモノを大切にしなければならない」だとか「作り手に感謝しなければならない」だとか、そんな学校の先生みたいなことを言うつもりはありませんが、少なくとも「あらゆるモノには作り手がいる」という事実を忘れてはならないような気がします。