おはようございます。ライカの「Ｘ１」というカメラを買ってから、写真を撮りながら歩くようになりました。「せっかく買ったのだから」という思いもあり、できるだけ持ち歩くようにしています。
これまでは、写真になんてまったく興味がありませんでした。何なら「写真を撮る意味がわからない」とさえ思っていたくらいです。そんなところから、とりあえずカメラを買ってみて、とりあえずいろいろと撮ってみて、思ったことや感じたことを今日の記事に書いていこうと思います。
「書くこと」と「撮ること」って、何だかすこし似ているような気がするんですよね。まあ、つい最近カメラを手にとったばかりの初心者が言うことですので、あたたかい目で読んでいただけると助かります。よろしくお願いします。どうも、インクです。
カメラがあると見え方が変わる
カメラがあると見え方が変わる
— インク@青年求職家 (@firesign_ink) 2020年3月22日
はじめにも書いた通り、カメラに興味をもつようになるまでは、写真を撮る意味がまったくわかりませんでした。風景も思い出も、過ぎ去るからこそ美しいのです。昔に撮った風景の写真を見返すことなんてあるのでしょうか。仮に見返すことがあったとして、一体何を思えばいいのでしょうか。カメラなんて、大学生が首からぶら下げて悦に浸るためのファッションアイテムなのではないでしょうか。と、こんな風に思っていました。今思えば、偏見でしかないですね。
自分が写真にうつるのが苦手だということも大きかったのかもしれません。カメラの前で笑顔を要求されたり、べつに楽しくもないのに「楽しかったできごと」として記録に残そうとされたり。そんな「写真」が、ただただ苦手だったのです。
そんな筆者がどうしてカメラを手に取るようになったのかというと「たまたま好きになった人たちがカメラを趣味や仕事にしていた」ということと、単純に「ライカのプロダクトに憧れを抱いた」ということでした。だから、カメラを購入した時点では「写真」への想いはまったくなかったと言ってもいいでしょう。「ほしいと思ったから、つべこべ言わずにとりあえず買ってみよう」程度のものでした。
こうして「せっかく買ったのだからいろいろと撮ってみよう」というステージに進むわけです。撮るようになってはじめに思ったのは「あとから見返すことだけが目的ではないんだ」ということでした。
先ほど述べたように、これまでは写真のことを「風景や思い出を記録するもの」だと思っていました。もちろんその役割もあるわけですが、それがメインだとは限らないということに気がついたのです。
撮ったあとではなく「撮る」という行為そのものに価値があるのかもしれないと思ったわけです。「撮る」ということは「自分が見ている世界を小さく切りとる」ということです。「枠で囲み、意味をもたせる」と言い換えることもできるかもしれません。範囲を限定することで「理解」することができるのです。
この特徴は「ことば」とまったく同じです。「ことば」も、世界に存在する事物やその関係性を「枠で囲み、意味をもたせた」ものたちです。
「りんご」ということばによって、あらゆる事物の中から「赤くて丸い特定の果実」に枠が与えられ、世界から切りとられているというわけです。
わたしたち人間は、広大な世界をこのように小さく小さく切り取っていくことで、理解したつもりになり、安心感を得ているのです。
そういう意味で「ことば」と「写真」は似ているのかもしれないなと思ったわけです。ひょっとすると、写真が上手な人は、ことばのつかい方も上手だったりするのかもしれません。
言い訳がましくなりますが、何度も言うように、今日の記事はカメラ初心者の戯言ですので「はいはい、その段階ね」くらいに思っておいてくださいね。
せっかくなので、これまでに撮った写真を何枚か貼りつけて、今日の記事は終わりにしようと思います。貼りながら思ったのですが、写真にタイトルをつけるのってなかなか難しいものですね。
【今後の予定】
①９月２日（水）こきけんよう
②９月１１日（金）らぱいんざWORLD with らいざさん、らぱんさん、？？？
③９月２５日（金）らぱいんざWORLD with らいざさん、らぱんさん、mucchuさん
【リスナー募集】
①９月２日（水）こきけんよう
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