ツイートの3行目

小学校の先生です。ツイートは2行まで。3行目からをここに書いていきます。

【水】ことわざって要は流行語だよね

 

 おはようございます。前にもツイートしましたが、アラームを止めようとボタンを押しているいると、誤ってスクリーンショットを撮ってしまうことってありませんか?iPhoneXRです。朝目覚めると写真フォルダに謎のスクショが溜まっていることがあります。どうも、インクです。

 

ことわざって要は流行語だよね

  誰もが一度は思ったことがあると思います。「ぐうの音も出ない」の「ぐう」ってなんだ?「ぐう」と言っている人を見たことがありますか。「うう」ならまだ分かります。絞り出したうめき声として十分に想像ができます。しかし、そうではありません。あくまでも「ぐう」なのです。

 これがもし「ううの音もでない」だったら、きっと「ことわざ界」でこれほど名を轟かせることはなかったでしょう。やはり「ぐう」がパワーワードなのです。おそらくどこかの居酒屋で酔っ払ったおじさんが言ったのでしょう。

A「こりゃあぐうの音もでませんわ!」

B「おいおい、ぐうってなんだよ!」

C「ぐうなんて言うやつがあるか!」

 そして、翌日もその翌日もAおじさんは「ぐう」でいじられ続けたのです。「おはよう!今日はぐうの音でてるか?」という具合に。それが会社全体へと広がり、世間にも広がり、最終的には日本中に広がったのです。リツイート数は1000を超え、フォロワーも一気に増えました。まさに、バズりにバズったのです。

 というのは冗談ですが、結局ことわざや慣用句と呼ばれる言い回しはこういうことだと思います。それが辞書に載り、国語の教科書に載るのだから、ことばっておもしろいですよね。ことわざや慣用句は、冷静に考えるととんでもないものばかりです。

 なんだよ「犬も歩けば棒に当たる」って。たまたま当たっただけなのに、後世にまで語り継がれる犬の不憫さったらありゃしません。なんだよ「赤子の手をひねる」って。たとえが怖えよ。なんだよ「豚に真珠」って。もっと、こう、他になんかあっただろ。

 故事成語のように、明確な物語を背景にもつ言い回しもたくさんあるのでしょうが、その他のことわざがどのように誕生したのか、とても気になるところです。

 

 

 ちなみに一番好きなことわざは「毒食わば皿まで」です。一度毒を食べてしまったからには死ぬことに変わりはない。どうせなら毒が盛られていた皿まで食べてしまおう。ということわざです。ユーモアの効いたいいことわざですね。今日も一日皿まで食いながらがんばりましょう。