ツイートの3行目

小学校の先生です。ツイートは2行まで。3行目からをここに書いていきます。

守るべきものがないうちに好き勝手しよう

 

 神様、どうか右耳のAir Podsを返してください。どうも、インクです。

 

泥や埃を気にしない子どもたちにきれいな方がきもちがいい理論は通用しない

  「学校の掃除」を想像してくださいと言えば、きっとほとんどの人が同じようなシーンを思い浮かべます。「ちょっと男子!ちゃんと掃除してよ!」というアレです。掃除には「サボり」がつきものです。なぜなら、なんのために掃除をするのかがよくわからないからです。子どもたちにとって掃除はやらされるものなのです。

 そんな子どもたちに、先生は「きれいな方が気持ちがいいでしょ?」と言います。それに対して子どもたちは、よく分からないまま、先生の顔色をうかがって「はい」と言います。しかし、根本的には何も解決していないので、結局はまた「サボり」が生じ、「ちょっと男子!」が始まるのです。

 大人になった今でこそ掃除の大切さはよく分かります。長い時間を過ごす場となればなおさらです。環境とメンタルは間違いなく密接に関係しています。だからこそ、自分のクラスは可能な限りものを少なくして、常にきれいな状態を保つようにしています。

 しかし、それが子どもたちには理解できません。思い返してみてください。子どものころに泥や埃を気にしたことがあったでしょうか。汚いかどうかなんて考えずに、床に寝転んでいませんでしたか。服が汚れることなんて気にせずに走り回っていませんでしたか。きれいな方が気持ちがいいから掃除をしようだなんて思っていましたか。子どもたちにとって「汚れ」は敵ではないのです。もはや味方といってもいいくらいです。

 そんな子どもたちに対して、「きれいな方が気持ちがいいでしょ?」という正論をぶつけても仕方がないのです。子どもたちを前向きに動かすためには、ときには本来の目的とは異なる落とし所を提示してあげることが大切なのではないでしょうか。

 

 

成功した(つもりになっている)人のことばってどうしてこんなにも胡散臭いのだろう

 具体的に誰とは言いませんが、成功したつもりになっている人っていますよね。ツイッターの中には山のようにいると思います。現実よりもツイッターの方が、成功という優越感を遠慮なくアピールすることができるのでしょう。

 そのような人たちの特徴としては、基本キラキラしています。キラキラしているのに羨ましいとは思えません。あとは、奇妙なポジティブツイートをたくさんしています。自己満足の発信が誰かのためになると信じて疑いません。誰も聞いていない人生論やライフハックを語っています。そして、大抵の場合、不必要に「改行」しています。

 どうでしょう。きっと出会ったことがあると思います。大前提として、そのような人たちを別に悪く言うつもりはありません。本当です。信じてください。本当なんです。悪く言うつもりはないのです。

 

 

守るべきものがないうちに好き勝手しよう 

 中高生のころ、ずっと「親の力を借りないと生きていけないこと」にもどかしさを感じていました。 もちろん毎日ご飯を食べさせてくれたことや、ここまで育ててくれたことに対しては感謝しています。しかし、その一方的な関係に窮屈さを感じていたのも事実です。ありがたさの反面、親の保護下にあることに不自由さを感じていました。現在公開されている『天気の子』にも似たような感情が描かれていましたね。

 だからこそ、自分の稼ぎで生活ができるようになった今、とても自由を感じています。だれにも邪魔をされない空間で、だれにも迷惑をかけずに生きていける状況が、とても心地よいです。

 しかし、大人たちの話を聞いていると、この自由な環境も長くは続かないのではないかと思うようになりました。妻子をもったり、親の介護が必要になったりすると、生活はまたがらりと変化します。自分のことだけすればいいというわけにはいかなくなります。

 だからこそ、この自由なうちに、好き勝手しておかなければならないのではないかと思っています。大失敗したところで困るのは自分だけです。奥さんを悲しませることもなければ、子どもの養育費に切迫することもありません。そう考えると、好き勝手にやりたいことができる残された時間は驚くほど短いのかもしれません。

 しつこくて申し訳ないのですが、ひとまずは20代のうちに本を出版しようと思います。夢は公言しろって言いますからね。何度でも言っておこうと思います。

◆ 幸せに生きるために ◆

・やりたいことを公言する

・苦しいときも笑顔をわすれない

・まわりの人に感謝する

 

人生楽しんでなんぼ!明日は何をしようかな!

#ポジティブシンキング #アドラー心理学

  ごめんなさい。悪く言うつもりはありません。本当です。信じてください。本当なんです。悪く言うつもりはないのです。

 

 

 前回の記事の最後に、米津玄師の話をしましたが、今日はセルフカバーverの『パプリカ』のMVをつくっている加藤隆について少しだけ書こうと思います。加藤隆はドローイングという手法を得意とする映像作家で、報道ステーションのオープニングムービーで知った方も多いと思います。

 ひとつの絵を描いた後、その上から次の動きの絵を描き、元の絵は白く塗りつぶすという途方もない方法でアニメーションを作っています。ことばだけでは伝わらないと思いますので、気になった方はぜひ一番下に貼っている動画を観てみてください。

 はじめて加藤隆の作品を目にしたのは、People In The Boxの『ニムロッド』という曲のMVでした。少し話は脱線しますが、作家の上田岳弘がこの曲をモチーフ(?)にして書いた同タイトルの小説『ニムロッド』で芥川賞を受賞しました。

 話を戻します。この MVを観てから加藤隆に興味をもち、いろいろと調べているとNHKの企画で星新一の『午後の恐竜』をアニメ化している作品が見つかりました。『午後の恐竜』は星新一ショートショートの中でも一番好きなお話だったので、さらに加藤隆に興味をもちました。残念ながら『午後の恐竜』の映像はみつからなかったので画像だけ貼っておきます。

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 最近では、ミスチルのライブ映像を作成したり、槇原敬之のMVを作成したりと引っ張りだこのようです。大きなアーティストやテレビ局を相手にするようになってきましたが、いつかまたPeopleのMVをつくってほしいなと思います。

youtu.be

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