おはようございます。洋服が好きで、ひと昔前は山のように買っていたのですが、青年求職家を名乗るようになってから出費を抑えるようになりました。
本当に長らく買っていなかったのですが、やってくる冬に備えて2着だけ新調してしまいました。1着は発売当初に買い逃した Sacai 19AW のパーカー、もう1着は ECWCS のマウンテンジャケットです。
2着とも大満足でした。そして、軍ものはやはり優秀ですね。人命がかかっていたこともあって、予算も手間も存分にかけてつくられてきたのでしょう。
戦争は恐ろしいできごとなのかもしれませんが、そこで生まれた知恵や技術が、現代のあらゆるところで機能していることもまた事実です。すこし複雑ではありますが、現代を生きる人間として、恩恵はしっかりいただこうと思います。どうも、インクです。
大人になればなるほどやりたいことを実現する力が身についているはずなのに
大人になればなるほどやりたいことを実現する力が身についているはずなのに
— インク@青年求職家 (@firesign_ink) 2020年11月9日
おもしろい大人と子どもを繋げたい。これが筆者の野望です。大人がおもしろそうに生きている姿は、子どもにとって未来への希望そのものです。
大人になったらあんなことができるのか。大人になったらそんなにおもしろいのか。自分もはやく大人になりたい。そう思わせてやらねばなりません。
しかし、実際にまわりの大人たちの顔を見てみると、なんだか大変そうで、しんどそうで、暗い顔をしています。親は「今日も疲れた」と言いながら帰ってきますし、ほかの大人たちは「あなたのために一生懸命(嫌々)働いてくれているのよ」と言ってきます。
とてもじゃないけど「自分もはやく大人になりたい」と思えるような状況だとは言えません。何ならむしろ「大人になんてなりたくない」と思っている子どもの方がたくさんいるのではないでしょうか。
本来なら、大人になればなるほど、やりたいことを実現させる力が身についているはずです。知識も財力もあります。技術もあるし、思考力もあります。
それにも関わらず大人たちは、子どもたちよりも不自由で、子どもたちよりも窮屈そうに見えます。一体なにが大人たちを苦しめているのでしょうか。
大人たちが口をそろえて言うことばがあります。それは「忙しくて時間がない」ということばです。言ったこともあれば、聞いたこともあるでしょう。大人とは、忙しくて時間がない生きものなのです。
ただし、この「忙しくて時間がない」には2種類あると思っています。ひとつ目は「やりたいことが多くて時間が足りない」という意味、ふたつ目は「望んでいることに時間をつかえていない」という意味です。
はじめの話に戻ると、前者はきっと「おもしろい大人」で、後者はきっと「おもしろくない大人」なのでしょう。「自分の時間のつかい方を自分で決めることができているかどうか」が基準だというわけです。
言い方を変えるなら「誰かのせいにしているかどうか」ということでもあります。つまらない仕事をしているのは、上司に命令されたから。つまらない仕事をしているのは、家族を養わなくてはならないから。つまらない仕事をしているのは、仕事なんてどうせそんなもんだから。自分の意思とは関係がない。だから、仕方がない。と、こんなことを言うわけです。
これが「大人になりたくない」と思ってしまう原因です。子どもたちは「大人になれば自分の意思が反映されなくなるんだ」と思ってしまうのです。
「事実なんだから仕方がないじゃないか」と思った方は、完全に他責癖がついてしまっています。社会の荒波に揉まれる中で、誰かのせいにしていた方が楽だということを、覚えてしまったのでしょう。
自分がアクションを起こさなければ、自分の意思なんて反映されるわけがありませんからね。外から来るものにひたすら文句をぶつけていても、そりゃあつまらない現状が変わるはずがないのです。
自分からアクションを起こすということは、リスクを背負うということと同義です。リスクを背負うためには、傷つく覚悟をしなければなりません。
うまくいかないことなんていくらでもあるでしょうからね。うまくいかなければ、そりゃあ傷つくこともあるでしょう。ここで腹を括れるかどうかです。
傷ついている人って魅力的ですからね。筆者の性格が悪いとかそういう話ではありませんよ。プロの傷つき屋は、もはや傷つくことを楽しんでいます。
何度も何度も傷ついてきた人は、ほかの人が見ていないものを見ているのです。ほかの人が誰かのせいにしてその場にとどまっている間に、その人は傷つきながら着実に前へと足を進めているのです。
これこそが「おもしろい大人」です。リスクを背負って、自分の意思で前へ進める大人です。そんな大人と子どもたちを繋げなければなりません。
そのためにも、まずは自分がそんな大人にならなければなりません。そして、おもしろい大人と繋がらなければなりません。できればその過程で、おもしろい大人を増やすことができたら最高です。
そして満を持して、子どもたちに繋ぎます。こんなにおもしろい大人が実在するんだぜ。大人も悪くないもんだぜ。楽しみにしておくんだぜ。胸を張ってそう言える大人になりたいと思います。
【今後の予定】
②11月11日(水)こきけんよう Vol.18
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①11月11日(水)こきけんよう Vol.18
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