【火】これまでに諦めてきたものを取り戻そう
おはようございます。この3連休は、予定を詰め込みすぎてえらいこっちゃでした。我ながら本当に元気なものだなと思います。まだまだ若い証拠ですね。
3日もあれば大抵のことはできるものです。ただ「何かをした」ということは「またべつの何かをしていない」ということでもあります。
今のところは気づいていないフリをしています。学期末が着々と近づいてきていることになんて、まったく気づいてはいません。大丈夫。まだ大丈夫です。
そもそも、3連休でどうにかしようと思っていることの方が間違っているのです。大間違いです。3連「休」ですからね。休んでなんぼの連休です。
きっとまた、未来の自分ががんばってくれるのでしょう。そのへん彼は、わりとがんばり屋ですからね。頼りにしています。どうも、インクです。
これまでに諦めてきたものを取り戻そう
これまでに諦めてきたものを取り戻そう
— インク@青年求職家 (@firesign_ink) 2020年11月23日
転職活動をしています。ひとことで言うなら、とにかくおもしろいです。絶対に出会うことがなかったであろう人たちと出会い、企業の熱量を肌で感じとることができます。そのたびに新たな価値観に触れ、自分自身を見つめ直すことに繋がります。
転職活動をはじめるまでは、こんなにもいろいろなことをしている大人が存在するということを知りませんでした。こんなにも強い思いをもって動いている人たちがいるということも知りませんでした。
それと同時に、自分の無知さを思い知ることになりました。思っていたことをすでに形にしている人がいて、諦めている間に進んでいる人がいたのです。
自分の至らないところが、次々にみつかっていきます。そりゃあ、いろいろなことを考えますよね。でも、そういう機会をいただけていること自体が本当にありがたいことなのです。
相手からすれば、この先いっしょに働くことになるのかどうかもわからない人間なわけですからね。そんな人のために時間を割いて、真剣に向き合ってくださっているわけです。感謝しかありません。
企業の方々との対話を繰り返すうちに、転職を通してやりたいことがみつかりました。それは「これまでに諦めてきたものを取り戻す」ということです。
かつて筆者は、おとなしい子どもでした。恥ずかしがり屋なわけでもなく、ことばが少ないわけでもなく。単純に諦めていたのだと思います。「言ってもどうせ伝わらないだろう」という諦めです。
何も、はじめからずっと不貞腐れていたわけではありません。何度も何度もチャレンジしたことはありました。思っていたことを、家族に、友だちに、先生に伝えようと試みたことは何回もありました。
それでもやっぱり、伝えたかったことはどうしても伝わりませんでした。何ならそんなところには、誰も価値なんて見出してやいなかったのです。
そんな経験をくり返すうちに、おとなしい子になりました。ほかの人格を纏えるほどの器用さはもちあわせていなかったので、ただ「見せない」という選択肢をとるしかなかったというわけです。
ある意味このブログでは、そんな「どうせ伝わらないだろう」と諦めてきた思いを、つらつらと言語化しているということになります。
そうすると、不思議なことに、ちゃんとおもしろがってくれる人たちが現れました。伝わらないと思って諦めてきたことが、ちゃんと伝わっているのです。
これは、書くようになってから気がついたとても嬉しいことでした。「どれだけ諦めたくなるようなことがあっても、自分が表現することをやめてしまったら可能性はゼロになってしまう」という当たり前なことを、改めて思い知ったのでした。
そこで今日のタイトルです。この転職を通して「これまでに諦めてきたものを取り戻そう」と思うようになりました。要するに「どうせ伝わらないだろう」と諦めて封印していた思いを、どんどんことばにしていこうと思うようになったということです。
時間をとって対話をしてくださった企業の方々が、その点において、誰も諦めていなかったんですよね。「これを言ったら空気が読めないと思われるかな」とか「これを言っても伝わらないだろうな」とか、そんなことよりも大切にしているものがあるんだろうなと思ったんですよね。
もう12月になろうとしていますが、このタイミングでようやく転職の方向性が決まりました。この転職を通して、これまで諦めてきたものを、もういちど取り戻そうと思います。そうすることが「おもしろい大人」への第1歩である気がしています。
【今後の予定】
①11月25日(水)こきけんよう Vol.20
②12月4日(金)らぱいんざWORLD Vol.9
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