【土】目に見えているものなんて所詮は目に見える程度のもの
おはようございます。ツイッターをやっていると誰もがいちどは欲しくなるホットサンドメーカーがうちにも届きました。今日はホットサンド祭です。
ガスバーナーもジッポライターもないので、大人しくガスコンロで焼こうと思います。初焼きは何にしましょうか。食パンって結構お腹にたまりますからね。1日に何回も試すことはできません。
最初はやっぱりチーズが定石でしょうか。チーズ+ハム+トマトですかね。いや、チーズ+ツナ+オニオンなんてのもありですね。いっそのことチーズはなしにして、ベーコン+たまごでもいいですね。
この妄想こそが、ホットサンドメーカーの本来の楽しみ方なのでしょう。何ならもう焼かなくてもいいかもしれません。いずれにせよ時間経過とともに使わなくなっていきそうな気もします。まあ、最初くらいはちゃんと焼きましょうか。どうも、インクです。
目に見えているものなんて所詮は目に見える程度のもの
目に見えているものなんて所詮は目に見える程度のもの
— インク@小学校の先生 (@firesign_ink) 2020年8月13日
目に見えるのはものごとの表層です。その裏には、人々の理想や願望や諦念が隠されています。目を凝らしてみれば、ほんの少しだけ透けて見えることもあるのですが、それもまたやっぱり表層の一部です。
「目に見えている範囲にしか世界は存在しない」という説があるくらいですからね。目に見えているものなんて所詮は目に見える程度のものなのです。目に見えないものがこの世の大半を占めているのです。
わたしたちは、この事実をよく忘れてしまいます。それだけ目に見えるものに信頼をおいているということなのでしょう。ICTの発達により、この傾向はより強くなっているような気がします。
たしかに視覚的な情報って、とてもわかりやすいんですよね。「百聞は一見に如かず」ということわざがあるように、とにかく手っ取り早いのです。
ことばなんて特に気をつけなければなりません。うっかりしていると、それが真実だと思い込んでしまいます。ことばなんて、全部が表層ですからね。
真実にもっとも近いであろうものを見立てているだけで、真実そのものを指し示すことばなんてありません。ましてやそこに「事情」が絡まってきます。
言えること、言えないこと。言うべきこと、言うべきでないこと。言った方がいいこと、言わない方がいいこと。言わなければならないこと、言ってはならないこと。様々な事情が絡み合った結果として、ことばは発せられているのです。
そんなことばを「嘘」だとか「不誠実」だとか言うわけですが、むしろそれがことばのスタンダードです。「表す」という字だって「表層」の「表」ですからね。ことばが真意とどこまで繋がっているのかは、時と場合よって大きく変わるものなのです。
逆に言えば、そんなことばをつかって、より忠実に表現しようとするからおもしろいんですけどね。
目には見えない真意を、なんとかして目に見えることばで表そうと努めるわけです。その過程でこぼれ落ちていくものたちが、もどかしくもあり、おもしろくもあるのです。
なんども言いますが、目に見えているものなんて所詮は目に見える程度のものです。あらゆる具体物はただの一例でしかありません。枝分かれして、そこからさらに枝分かれして、その末端が目に見えているに過ぎないのです。
その枝分かれを反対に辿っていけば、あらゆるものが繋がりをもちはじめます。トーナメント表をイメージするとわかりやすいかもしれません。てっぺんの決勝戦では、すべての線がひとつに収束されるのです。
それを理解するためには、まずは複数の末端を認知しなければなりません。全貌を捉えられるからこそ、トーナメント表はおもしろいのです。ひとつの末端しか知らなければ、ただの点でしかありません。点を集めて、それらが線になり、どこかで繋がるようになったときに、はじめておもしろくなるのです。
目に見えている「点」だけで満足していてはいけません。その先に続いている「線」をたどって、ものごとを捉えられるようにならなければならないのです。
【今後の予定】
①8月29日(土)4コマ漫画ができるまで with こちゃさん
②9月11日(金)らぱいんざWORLD with らいざさん、らぱんさん、???
③9月25日(金)らぱいんざWORLD with らいざさん、らぱんさん、mucchuさん
【リスナー募集】
①8月29日(土)4コマ漫画ができるまで:本日
こちゃさん(@cocha51)と4コマ漫画をつくります。画面を共有して、実際に漫画ができていくようすをZOOMにて公開します。どうなるかはわかりませんが、まあおもしろくなるでしょう。試聴希望の方は こちゃさんのツイッターのDMまでよろしくお願いします。