おはようございます。むかしからメガネが好きで、今ではサングラスもあわせて8本くらいもっています。その日の気分や服装に合わせて、どのメガネをかけるかを選んでいます。メガネひとつで簡単に印象を変えられるからおもしろいものです。
メガネをかけていると、子どもが絵に描きやすいというメリットもあります。メガネさえ描いておけば、その人っぽくなりますからね。
さらに言えば、メガネをはずすだけでひとつのイベントをつくり出すことができます。「君たちががんばっていたらメガネをはずしてあげる」と言えば、子どもたちはおもしろいくらいに集中します。メガネっていろいろと便利です。どうも、インクです。
子どもが絵に描きやすいからメガネをかける
子どもが絵に描きやすいからメガネをかける
— インク@小学校の先生 (@firesign_ink) 2019年8月20日
先週は、らいざさん(@rise_up_high)と らぱんさん(@lapinHSP)というふたりの方と「相手に聞きたい5つの質問」というコラボ企画をさせていただきました。リンクを貼っておきますので、もしまだ読んでいないという方がいらっしゃいましたら、今すぐに読んでください。いいですか。今すぐですよ。「あとから読もうっと」はダメです。今読んでください。
ちゃんと読みましたか。ここから先に進めるのは上のふたつを読んだ人だけですよ。読んでいない人が進もうとすると、ブザーがなって自動的に警察に連絡がいくようになっていますからね。くれぐれも虚偽申請だけはやめてくださいね。
では、上のふたつを読んでくさった方々に向けて話を進めていきます。そもそもこの企画は「誰にも興味なんてもってもらえないだろう」というところからスタートしました。要するに「自分たちがおもしろければそれでいいや」というわけです。実際のところ、自分たちはめちゃくちゃおもしろかったです。記事そのものはもちろんですが、ZOOMを通したアフタートークがまあおもしろかったですね。
お互いにある程度の意図をもって質問をしているので、その意図と実際の回答とを擦り合わせながら話をするのがとてもおもしろかったです。ねらいどおりの回答でも、予想を上回る回答でも、どちらにせよおもしろいんですよ。さっきから、おもしろいしか言っていませんね。すみません。そろそろ今日の本題にうつりましょう。
そんなコラボ企画を経て、こちらが楽しんでいるようすが伝わったのか、思っていたよりもたくさんの方々からコメントをいただきました。読んでくださったみなさん、コメントをくださったみなさん、本当にありがとうございました。今日はそんなコメントの中から、とある方のメッセージを取り上げたいと思います。そこにはこんなことが書かれていました。
なるほど。たしかに、今回のコラボ企画とはすこしだけズレたところにある企画です。らいざさんやらぱんさんからの質問は、自分のことを掘り下げたり、大きなものを捉えようとがんばったりしなければならないものばかりでしたからね。
ペラペラなテーマで文章を書く。おもしろそう。ということで、すぐに打ち合わせを行い、今日のこの記事のためにふたつのテーマを用意していただきました。ちなみに、このテーマ設定は完全におまかせです。こちらの意思が混ざりこんでしまうとおもしろくありませんからね。一体どのようなテーマを設定してくださったのでしょう。たのしみたのしみ。それではもうさっそく1問目から見てみましょうか。題して「ペラペラテーマで文章を書こう」スタートです。
送られてきたのはこの1枚。なんの説明もありません。ただただ3人のヒト(?)に見つめられている・・・。まじか。まじでか。まじでこの絵を見て文章を書けというのか。いや、もうそんな目で見ないでくれ。3人そろってこっちを見るんじゃないよ。
いや、そもそも「ペラペラ」の意味が違っていやしないかい。あなたにとっての「ペラペラ」って何なんだい。教えてくれよ。もっと、こう、さ。「今日の天気について」とか「海派か山派か」とかさ。ペラペラなテーマってそういうことじゃないのかよ・・・。
これってそういうことだよね。ねえ。そういうことだよね。頭、とんがってるもんね。メガネもかけているもんね。合ってるよね。パソコンに手がとどいていないけど。お尻もベコってなってるけど。これってそういうことだよね。ねえ。教えておくれよ。ねえ。
そんなことを言っているうちにどうやら2問目が送られてきたぞ・・・ 。しかも、これ。もうダメなやつじゃん。開く前からわかるやつじゃん。だって「画像が送信されました」って書いてあるもん ・・・ 。開くしかないか ・・・。
ここまできたらもう驚かないぞ。うん。驚かない。だって見たことある人がいるもん。やっぱり「はじめまして」と「お久しぶりです」ではわけがちがうよ。知っている人がいると安心感がちがう。こんなにホッとしたのも久しぶり。
なんならもう、いちど顔なじみになってしまえば、表情の変化にすら気づけちゃう。1枚目ではキリっとカメラ目線だったのに、2枚目は一体どうしちゃったんだろう。困っているのかな。いや、ちがうか。怒っているのかな。いや、怒っているわけでもないか。
...... というわけで、本日は鶴亀地蔵さん(@tsurukamezd)からイラストのご協力をしていただきました。本当にありがとうございます。そして、ごめんなさい。本来の流れとはまったくちがう遊び方をしてしまいました。すみません。
タネ明かしではありませんが、改めて今日の記事が生まれる経緯を説明させてください。途中までの流れはこの記事のはじめにも書いたとおりで、本当に地蔵さんから「ペラペラのテーマで書いてほしい!」というご依頼をいただきました。
そこではじめて地蔵さんのツイッターアカウントを覗かせていただいたのですが、そこでこんなツイートをみつけてしまったのです。
ドッチボール #hspあるある
— 鶴亀地蔵 (@tsurukamezd) 2020年5月5日
・避ける専門
・本気でぶつけてる人って何なの?
・外野に行くと安心
・そもそもそんなにやりたくない pic.twitter.com/xTL5lN2kLa
すぐに「これだ!」と思ってしまいました。今はじめて気がついたのですが、1枚目で時空をゆがめながらボールを避けている人ってもしかして・・・。
まさかカフェの店員さんだったとは・・・。と、こんなふうにいくらでも話を広げられてしまう魅力が地蔵さんの絵にはあるわけです。だからこの機会に「どうか描き下ろし作品をかいてはもらえないだろうか」とお願いしたのが、今日の伝説の2枚が誕生するきっかけでした。
厳密に言えば「ペラペラのテーマを絵で表現してほしい」というのがもともとの注文でした。1枚目は「カフェでパソコンを開いているノマドワーカーついて」、2枚目は「自撮りをする人たちについて」と、それぞれにちゃんとテーマがあったのです。
ちゃんとテーマがあったのにぜんぶ無視してこんな記事を書いてしまいました。すみません。だって触れないわけにはいかないんだもの。「好き勝手に書きますよ」ということをご了承した上で、こころよく絵を描いてくださった鶴亀地蔵さん(@tsurukamezd)、本当にありがとうございました。
実は地蔵さんの note に、今日の記事に提供していただいた伝説の2枚の「成作秘話」が書かれています。「『人生』を何かに喩えるとしたら、何が最適でしょう?」という一文ではじまるごりごりの読みものです。読んでから思いました。改めて本当にごめんなさい。みなさんもぜひ読んでみてください。
また、ツイッターやインスタグラムを覗けば、ほかのアート作品を見ることができます。もちろんすべてを見てほしいのですが、個人的にはインスタがおすすめです。ぜひ、あそびに行ってみてください。
改めまして、イラストのご協力、本当にありがとうございました。やっぱりコラボ企画は、打ち合わせをしたり書いたりしている当人たちがいちばんおもしろいですね。次なる挑戦者、お待ちしております。いっしょに悪だくみしましょう。
【お知らせ①】
火曜日にスタートした えむおーさん(@Mo24555713)との「400字アドリブ文通」も昨日で4通目になりました。のこりの2通は、明日の記事にて完全版として公開します。ツイッター上での公開はここまでです。のこり2通で、どんなクライマックスをむかえるのか。自分でもわからないだけにとても楽しみです。明日の記事を乞うご期待。
【400字アドリブ文通】18時更新
— えむおーインク先生とコラボ中 (@Mo24555713) 2020年5月15日
3通目(3/6) @firesign_ink https://t.co/XglgdUxwnc pic.twitter.com/Sk2g84wIdA
【お知らせ②】
月のよい晩の盗み聞き。いよいよ今晩です。参加希望、まだ間に合います。「話し手」か「聞き手」か、どちらで参加するのかを明確にした上でツイッターのDMまでご連絡ください。参加されるみなさまは、あらかじめ新美南吉さんの『ごんぎつね』を読んでおいていただけると、より楽しめるかとおもいます。それではまた22時にお会いしましょう。どうぞよろしくお願いいたします。
【お知らせ③】