おはようございます。設定温度は２８度だなんて、冗談でも言えないくらいの暑さになりました。教室でもガンガンに冷房をかけているわけですが、何ぶんこのような状況下なので、窓は全開にしておかなければならないわけです。冷房 ＶＳ 外気です。
その勝負には審判を必要としていません。それくらいに、外気の圧倒的勝利です。もはや冷房がかわいそうになってきます。冷やしても冷やしても、ひたすらに窓から出ていってしまいますからね。
そもそも太陽に勝負を挑もうとしている時点で、勝負は見えているのです。設定温度なんてもはや関係ありません。太陽を前にすべては無力と化すのです。人類よ、いい加減に諦めるのだ。どうも、太陽です。
「黒歴史になりそうだからやめておこう」はつまらない
「黒歴史になりそうだからやめておこう」はつまらない
— インク@小学校の先生 (@firesign_ink) 2020年8月18日
書くことを躊躇ってしまう理由のひとつに「あとに残るのがこわい」というものがあります。数年後に読み返したときに、恥ずかしい思いをするのではないかというわけです。いわゆる黒歴史というやつですね。
自分にはまだ書く力がない。こんな状態で書いてあとに残るのは恥ずかしい。と、このように思うのでしょう。「じゃあ、いつになったら書くの？」と問えば、きっとこの人たちは答えることができません。
今すぐに始めない理由として「未熟であること」を挙げているだけであって、どのような状態になれば成熟したことになるのかは、誰も答えられないのです。
そもそも、書く力が成熟したと思えるタイミングなんてくるのでしょうか。きっと、人間なんて誰もが未熟なままで死んでいくのではないでしょうか。
仮にそうだとしても、このまま未熟であることを理由にしてずっと書かなければ、成熟に近づけるはずがありません。結局は、未熟であることを前提にして書き進めなければ、上達するものもしないのです。
筆者自身も、このブログをはじめるときには多少の躊躇いがありました。どうせ黒歴史になるのだろうなという躊躇いです。ただ、そんなことを考えていても仕方がないので、とりあえず始めてみたわけです。
実際に、このブログを数十年後に読んだら「未熟だったなあ」と思うのかもしれません。でも、それでいいではありませんか。言ってしまえば、このブログは「未熟さの記録」です。この未熟さはきっと、誰にもマネすることができません。
と、こんなに偉そうなことを言っていますが、結局は顔も名前も公表せずに書いています。いざというときのための保険をかけている状態なわけです。
ただ、見方を変えれば、それが簡単にできる時代になりました。言わば、保険をかけた状態で、黒歴史をつくることができるようになったのです。
自分を守りながら、未熟さを表に出し、成熟に向けて鍛錬を積み重ねることができるのです。もちろん中には「顔や名前を出さなければ意味がない」という人もいるのでしょうが、せっかくのインターネットですから、吸える蜜は吸いたいではありませんか。
ここまでくれば、もはや「黒歴史だからやめておこう」だなんて躊躇う必要はありません。遠慮なく黒歴史をつくっていけばいいのです。
「未熟だから」を理由にして何もしなければ、そのまま死んでおしまいです。「未熟者は何もするな」と言うのなら、誰も身動きがとれなくなります。
未熟でいいではありませんか。未熟だからかわいらしいのではありませんか。何なら、未熟から成熟への過程を文章としてのこすことができたら、なおさらおもしろいではありませんか。
結局、恥ずかしくなってしまうのは、未熟であることが前提にないからです。はじめから立派なものを生み出さなければならないと思い込んでいるのです。
その思考こそが未熟です。安心してください。あなたごときに、そんなに大したものはつくれませんし、だれも期待なんかしちゃいません。
自分という存在を、手段としてつかうのです。ひとりの人間を自分の好きなように動かせるわけですからね。これほどおもしろいことはありません。
すこしでも「やってみようかな」と思ったら、やってみりゃあいいのです。やってみなけりゃ、なんにもわかりはしないのです。
それでもやらないというのなら、それはもう、未熟者ではなく臆病者です。そんな人が未熟者を名乗ってしまうと、未熟者に失礼です。
今日の記事はここまでです。某予備校の人気講師の顔が思い浮かびましたか。そういうことです。
【お知らせ ①：明日】
知らぬ間にこちらは第４回になりました。らぱいんざWORLD のお知らせです。今回のゲストは まーくん こと fanta さん（@fanta_omeru）です。
例のごとく、これまでにいちども絡んだことがありません。これぞこの企画の醍醐味ですね。ちなみに、グレープよりもオレンジの方が好みです。
こちらも同じくツイッターのＤＭにて、聞き手を募集していますので、ぜひ遊びに来てください。
