ツイートは2行まで。3行目からはここに書いていこうと思います。インクです。
夜にひとりでラジオをつけた瞬間に「ハナガサイタヨ」と流れてきた思い出
夜にひとりでラジオをつけた瞬間に「ハナガサイタヨ」と流れてきた思い出
— INK@小学校の先生 (@firesign_ink) June 11, 2019
先日、押見修造の『惡の華』が実写映画化されるという発表がありました。主人公である「春日高男」を演じるのは佐藤健太郎。「クソムシが」で有名な「仲村」を演じるのは玉城ティナ。芸能界には疎いのでふたりともよく知りません。
押見作品との出会いは、まさにこの『惡の華』のアニメのエンディングテーマであった『花 - a last flower-』でした。当時は「SCHOOL OF LOCK」というラジオ番組をよく聴いており、その日もいつもどおりラジオのチューニングを合わせていました。そこで突如流れてきたのが「ハナガサイタヨ」でした。聴いてはいけないものを聴いてしまったと思いましたね。
これまでに、『惡の華』はもちろんのこと、『ぼくは麻里のなか』『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』を読みました。連載中の『血の轍』も読んでいます。個人的に、浅野いにおは「言葉」、押見修造は「顔」というイメージです。
出会うべきものはきっと探さなくても向こうからやってくる
出会うべきものはきっと探さなくても向こうからやってくる
— INK@小学校の先生 (@firesign_ink) June 15, 2019
「救われた」と言うと少し大仰に聞こえますが、学校が嫌いで仕方がなかった学生時代の自分にとっては、遠くの誰かの作品が大きな力になりました。
それは「BUMP OF CHICKEN」や「amazarashi」がつくる音楽であったり、「浅野いにお」が描く漫画であったり、「村上春樹」や「太宰治」が書く文学であったり、「ラーメンズ」がつくる笑いであったり。
きっとこれらの作品は、必要なタイミングで自分の目の前に現れたのだと思います。そして、これからも出会うべきものは必要なタイミングで向こうからやってきます。人も同じ。
相槌のバリエーションは多い方がいい
相槌のバリエーションは多い方がいい
— INK@小学校の先生 (@firesign_ink) June 15, 2019
「『はい』は1回!」という言葉は、もはや多くの人がイメージする「教師」の定型文です。しかし、ふだんのコミュニケーションにおいて言うならば、「はいはい」も含めた相槌の使い分けが大切だと思うわけです。
このことは昔からずっと思っていて、いつも同じ場所で思い出します。「美容室」です。美容室におけるコミュニケーションって相槌のタイミングが多い。
「この写真だとココを刈り上げてるんですよ」「はいはい」
「少し下を向いてもらってもいいですか?」「はい」
「椅子を倒しますね」「はーい」
さらに言えば、同じ「はい」でも声色やイントネーションで細分化することができます。目上の人とのコミュニケーションで、意図的に「うん」という相槌を混ぜ込んでみるのもおもしろい。本当の聞き上手はそこまで使い分けているような気がします。
何かを発信しよう。文章を書く習慣をつくろう。ブログという文化に首をつっこんでみよう。思い立ったが吉日。
文章は読んでくれる人がいて初めて成り立ちます。ただ、自分ならリンクを踏んでまで他人のブログを読みにくるだろうかという疑念も残りつつ。これからの伸びしろに期待しながら、今日はこのあたりで終わりにします。みなさま来週もどうぞよろしく。