ツイートの3行目

小学校の先生です。ツイートは2行まで。3行目からをここに書いていきます。

【土】謙虚さを盾にはじめから下手で入るのってちょっとズルい

 

 おはようございます。気温がグッと下がったおかげで、ライトアウターが着れるようになりました。うつつを抜かしていると、すぐにコートやダウンの季節がやってきてしまいますからね。ライトアウターを着れるうちに着ておかなければなりません。

 アウター類のややこしい点として、どうしてもコートやダウンよりもライトアウターの着数が多くなってしまうということが挙げられます。コートやダウンはそんなにたくさん買えませんからね。

 要するに、ライトアウターは、着れる季節が短いわりに着数は多くなるというわけです。そんなものは人によるだろと思ったでしょう。ぜひクローゼットを開けて確認してみてください。絶対にライトアウターの方が多いですから。どうも、インクです。

 

謙虚さを盾にはじめから下手で入るのってちょっとズルい

 コミュニケーションにおいて「生意気さ」ってものすごく大切な要素だと思っています。あなたのまわりにもいませんか。生意気な態度をとっているのに、なぜか先輩たちから可愛がられている人。

 謙虚で礼儀正しい人よりも、すこし生意気な人の方が何かと得をしているような気がします。本当なら謙虚で礼儀正しい方がよいはずなのに。一体どうしてこのようなことになるのでしょうか。

 こんな疑問を抱きながら、コミュニケーションが上手な人を観察していると、とあることに気がつきました。それは「すこし生意気な態度をとった方が相手は返事がしやすい」ということでした。今日の記事ではここをもうすこし掘り下げてみたいと思います。

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 コミュニケーションにおいて、自分が伝えたいことを伝えるのはもちろん大切です。そのためにもことばを選び、時と場合によってはタイミングや場所を含めたシチュエーションも選ぶ必要があるでしょう。

 ただ、ここに力を注ぎすぎると「自分のことしか考えていないな」と思われてしまいます。要するに「自分が伝えたいことを伝える」のと同じくらい「相手にしゃべらせる」ことも重要になってくるのです。

 そのための手段のひとつが「問い」がです。上手に問いかけることさえできれば、相手にしゃべってもらうことができます。コミュニケーションが上手な人には、やはり問いが上手な人が多いような気がします。

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 単純に問いのバリエーションが多いことはもちろんですが、その質の塩梅が非常に上手です。「問い」には「答えが決まっている問い」と「考えて答えなければならない」問いがありますからね。

 ひとつ目の問いを続けてもコミュニケーションは一向に盛り上がりませんし、ふたつ目の問いを続けてもただただ疲れてしまいます。ここのバランスが非常に重要になってくるというわけです。

 たとえば「休みの日は何をしているのですか」という定番の問いがあります。多趣味の人なら簡単に答えられるのでしょうが、趣味がない人からすればわりと困ってしまうのがこの問いです。「ありきたりなことを答えてもな」とか、いろいろと考えてしまいます。

 そこで、ほんのすこしの「生意気さ」を混ぜて「休みの日はやっぱり家でぐうたらしているのですか」と問いかけたとしましょう。相手の答えやすさはどのように変化するでしょうか。

 「『やっぱり』ってどういうことやねん!」とツッコミを入れることができるかもしれませんし、はたまた「いやいや、けっこうアクティブに動いているよ」と否定するところから話をはじめることができるかもしれません。言い換えるなら、相手が答えやすいように、はじめから間口を狭めているというわけです。

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 このように「生意気さ」が加われば、答えやすさが格段に変わります。「伝えたいことを伝える」と「相手にしゃべらせる」の両方をとるには、とてもよい手段だと言えるのです。

 反対に、その両方を捨てたのが「謙虚」です。「わたしなんてそんな、とんでもないです。あなたの方がすごいですよ」と言われたとして、なんと答えればよいのでしょう。言われた側は困ってしまいます。

 コミュニケーションの中で、相手の「困る」機会が増えれば増えるほど、その人は「話しづらい人」になってしまうのです。

 別に「謙虚」を否定しているわけではありません。多くの人が「謙虚」に対する解釈を間違えているだけだと思っています。これまでに述べてきた「生意気さ」と「本来の謙虚さ」は対にあるものではありません。むしろ、同時に存在することのできるものです。

 謙虚だからこそ生意気になれるということすらあるのかもしれません。反対に、謙虚さの感じられない生意気は、単純に嫌われてしまうことになるでしょう。

 「謙虚」とは、態度ではなく、その心持ちを表すことばです。どれだけ生意気な態度でも、自分の力を過信せずに、相手を困らせないことを考えた「生意気」なら、それは充分に「謙虚」だと言えるのです。

 だからこそ、態度だけで「謙虚」を装うのは、ちょっとズルいなと思います。「謙虚」を装っていれば、自分が困ることはありませんからね。ただ、その一方では、相手を困らせてしまっているということにはやく気づかなければならないのかもしれません。

taishiowawa.hatenablog.com

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【今後の予定】

①10月14日(水)こきけんよう Vol.14

②10月16日(金)らぱいんざWORLD Vol.7

③10月26日(土)Coming soon ...

 

【リスナー募集】

①10月14日(水)こきけんよう Vol.14

  毎週水曜日の定例会です。次回は20時30分スタートです。どうでもいい話をしています。週の真ん中、折り返し地点として聴きに来てはみませんか。声を出せる人はぜひとも一緒にお話ししましょう。水曜日に予定があるというだけで、目安になっていいものですよ。参加希望はツイッターのDMまで、よろしくお願いいたします。 

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②10月16日(金)らぱいんざWORLD Vol.7

 らぱいんざWORLDも気がつけば第7回になりました。「テレホンショッキング形式」と「逆オファー形式」でゲストに来ていただいているのですが、今回は後者になります。どこで知っていただいたのかはわかりませんが、めがね旦那さん(@megane654321)が来てくださることになりました。

 珍しくこの話が決まる前から相互フォローだった方なのですが、いつもどおりほとんど何も知りません。絡んだことがあったりなかったり。めがねがカブっているということくらいでしょうか。まあ、これまたいつもどおりおもしろくなるのでしょう。

 こちらにおいてもツイッターのDMにて、リスナーを募集します。華の金曜日に耳だけ傾けてみませんか。あなたのご参加を心よりお待ちしております。 

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