おはようございます。「あったか〜い」を押す季節になりました。そろそろコーンスープなんかもラインナップに入ってくるころでしょうか。
「あったか〜い」といえば、大学時代の友人を思い出します。当時の授業で「冬のはじまりを表す川柳をつくろう」という活動がありました。みんなが「コート」がどうのとか「手袋」がどうのとか書いている中で、その友人が「講義中 あちらもこちらも オレンジキャップ」みたいな川柳をつくったんですよね。
「その視点はなかった!」と思わされた記憶があります。何も知らない状態で読んだら、はじめは何のことだかわからないというのもおもしろいですよね。
みなさんならどこに着目して冬のはじまりを表現しますか。「お布団から出られない」という類の表現だけは、もうおなかがいっぱいなので、どうにか避けたいものですね。どうも、インクです。
自己開示が苦手な人ほど書けばいい
自己開示が苦手な人ほど書けばいい
— インク@青年求職家 (@firesign_ink) 2020年9月15日
かれこれ1年間、毎日文章を書きつづけています。毎日書いていると、気づくことがたくさんありました。そのひとつが「書くとバレる」というものです。
思考の癖がバレ、表現の癖がバレ、語彙力のなさがバレ、頭のわるさがバレ、詰めの甘さがバレ、影響を受けたものがバレ、人柄がバレ。どれだけことばを選ぶとはいえ、結局はその選択からいろいろなものがバレていきます。書けば書くほど露呈するのです。
「バレる」と言うとすこし聞こえはわるいですが、言い方を変えると「自己開示ができる」ということでもあります。どれだけ隠しても、どれだけ装っても、毎日書いていれば自然と開示されるのです。
むしろそうやって「一生懸命隠そうとしている」ということ自体から、読み取れることもたくさんあるでしょう。隠し方にもその人が表れますからね。
これがもし2000字1本だけだったとしたら、そうはいかないのかもしれません。もちろんたったの2000字だけでも、露呈することはたくさんあります。ただ、それなりの技術があれば、装い切ることも充分に可能な長さだと言えるでしょう。
しかし、それが毎日ともなれば、隠し通すことなんて不可能です。必ず露呈します。いいところもわるいところも読み手に知ってもらうことになります。
だからこそ、自己開示が苦手な人ほど書けばいいと思うのです。「大した文章が書けないから」とあなたは言いますが、それでいいんですよ。「大した文章が書けないあなた」を見てもらえばよいのです。
いつまでも見栄を張り続けるつもりですか。それとも、ずっと隠し通すつもりですか。まさか、書かずして書けるようになるとは思っていませんよね。
結局のところ、見栄も張っていないし背伸びもしていない、そんな「自分」を知ってくれている人がたくさんいた方が生きやすくなると思うわけです。
もちろん、書かずして実現することができるのならそれでもよいと思います。話すことを通して自己を開示していくのが得意な人もいるでしょう。
筆者はそれが苦手だったからこそ、こうして「書く」という手段をとっています。先ほども述べた、今日の記事のタイトルですね。自己開示が苦手な人ほど書けばよいのです。毎日書けばよいのです。
「おもしろい文章を書こう」とか「読む人のタメになる文章を書こう」とか、そんなことを考える必要はありません。自分が世界をどのように観ているのか。ただそれだけをひたすらに書けばよいのです。
【今後の予定】
①10月26日(土)キャリアアドバイザーと青年求職家が「仕事」と「教育」について語る会
【リスナー募集】
①10月26日(土)キャリアアドバイザーと青年求職家が「仕事」と「教育」について語る会
ツイッター職員室の中では、すこし変わった経歴をもっている木村彰宏さんことあっきーさん(@1130Kimura)とお話しさせていただくことになりました。「仕事」と「教育」について、たぶんまじめに話します。
あっきーさんとはほとんど初絡みで、いちどオンラインでのエデュシークでちらっとお話をしたくらいです。何も知りませんが、おもしろくなることは間違いないでしょう。
ツイッターのDMにてリスナーを募集していますので、興味がある方は「あっきーさんと話すみたいなやつ、参加したいです!」とご一報ください。「ブログを見た」と言ってくださった方にはオリジナルステッカーをプレゼントします。嘘です。
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