おはようございます。服を好きになってから、季節の変化をより楽しめるようになりました。春ごろに買ったアウターが活躍する季節が着々と近づいてきています。べつに人からオシャレに見られたいわけではありません。単純にその服が着たいのです。
だから、街中ですこし暑そうな格好をしている人を見かけると「ああ、はやく着たかったんだな」と微笑ましく思います。この時期はとくに多くなりますからね。「その長袖はまだはやいだろ」みたいな人。
このように、長期的なスパンでの楽しみを与えてくれたことこそが、服を好きになっていちばんよかったことなのかもしれません。これまでにも服を着てきたはずなのに「興味がない」という、たったそれだけの理由で遠ざけてしまっていましたからね。
毎日くり返していることの見方をほんのすこし変えるだけで、生活はもっとおもしろくなるのかもしれません。短期的な楽しみと長期的な楽しみを意図的に配置していけたらよいですね。どうも、インクです。
「あなたがいい」と選んでもらえることは人にとって大きな幸せ
「あなたがいい」と選んでもらえることは人にとって大きな幸せ
— インク@青年求職家 (@firesign_ink) 2020年9月22日
現在、青年求職家として転職活動をしています。言わば、誰かに「選んでもらわなければならない立場」です。もちろん自分で1からはじめるという道もありますよ。何なら、いずれはそうしたいとも思ってはいます。ただ、今はまだ時期尚早なので「選んでもらう」という道に進もうとしているわけです。
そんなタイミングで、久しぶりにかの有名なテレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』を観返しました。 ご存知の通り、このドラマは恋愛や結婚を題材にしているわけですが「誰かに自分を選んでもらう」という点では就職と通ずるところがあるなと思いました。
「あなたがいい」と言われたら、そりゃあ誰だって嬉しいですよね。相手が自分のよさを見出してくれたということですからね。言い方を変えるなら、特別扱いをしてもらえたということです。もしかすると、もともとの自己肯定感が低ければ低いほど、選んでもらえた喜びも相対的に大きくなるのかもしれません。
そんなことを考えていると、過去に「あなたがいい」と言ってくれた人たちに、ものすごく失礼なことをしていたのではないかと思うようになりました。べつに恋愛に限った話ではありませんよ。
「あなたと一緒に帰りたい」と言ってくれたあの人にも、「あなたと同じチームになりたい」と言ってくれたあの人にも、「あなたに協力してほしい」と言ってくれたあの人にも、「あなたが好きだ」と言ってくれたあの人にも。誠実に向き合うことができていなかったのではないか、とそんなふうに思ったわけです。
過去のことなのでどうすることもできませんが、今になって「とてもありがたいことだったんだな」としみじみ感じさせられました。きっと、そんな人たちが自分のことを選んでくれたおかげで、こうして今でも前をむいて生きることができているのでしょう。
逆に言えば、自分から誰かに「あなたがいい」と伝えることができれば、それは相手にとっての幸せにつながるのかもしれません。もちろん思い込みは禁物です。「相手が喜んでくれるはずだ」という思い込みは、ときによくない結果を生み出します。
ただ、単純に「あなたがいい」と思ったのなら、できるだけ素直にことばにした方がよいのではないかと思ったわけです。学校現場ではなかなかに難しいですからね。特定の誰かを選んでしまうと、すぐに「贔屓だ」とか「不平等だ」と言われてしまいます。
だからこそ、学校の先生が選ばなければならないのは「だれにも選ばれていない子ども」です。いや、どちらかと言えば「そんな子どもが選ばれる環境をつくり出す」の方が適切なのかもしれません。誰かに選ばれるという経験を通して、自己肯定感を高めていきますからね。こっそりとお手伝いをひとつお願いするだけでも、自信に繋がったりするわけです。
「人を選ぶ」ということばだけを耳にすると、なんだか偉そうにも聞こえはしますが、相手の幸せに繋がるのであれば、それに越したことはありません。大切な人を守るためにも、いつかは「あなたがいい」と責任をもって伝えられる大人になりたいなと思います。
そしてその一方では「あなたがいい」と思ってもらえるように、尽力する必要があります。べつに媚を売るという意味ではありません。いつでも選んでもらえるように、選ぶときの材料になるように、自分を知ってもらうための努力を続けておくという意味です。
ただし、くれぐれも「選んでもらう」ということが目的になってしまわないようには気をつけなければなりません。ここに意識が傾きすぎると「選んでもらえないことへの不安」が大きくなりますからね。出会うべき人は出会うべきタイミングであなたのもとに現れます。それまでは、手足と頭を動かして、自分にできることに全力でとり組むことにいたしましょう。
【今後の予定】
①9月23日(水)こきけんよう Vol.11
②9月25日(金)らぱいんざWORLD with らいざさん、らぱんさん、mucchuさん
③10月17日(土)Coming soon ...
④10月26日(土)Coming soon ...
【リスナー募集】
①9月23日(水)こきけんよう vol.11
毎週水曜日の定例会です。次回は21時スタートです。どうでもいい話をしています。週の真ん中、折り返し地点として聴きに来てはみませんか。声を出せる人はぜひとも一緒にお話ししましょう。水曜日に予定があるというだけで、目安になっていいものですよ。参加希望はツイッターのDMまで、よろしくお願いいたします。
②9月25日(金)らぱいんざWORLD Vol.6
らいざさん、らぱんさんと共に行っている「らぱいんざWORLD」も気がつけば6回目になりました。過去の5回で話したことはてんで覚えていやしません。きっとそれでよいのでしょう。
今回はゲストに mucchuさん が来てくださいます。いつものごとく、何の情報もありません。mucchu と書いて むっちゅさんです。年齢も性別も所在地もわかりません。もしかしたら人間ですらない可能性だってあります。
そんな方をゲストに呼んで、いつもどおり何の役にも立たない話をします。説明をしようにもこれ以上に説明することがありません。ぜひ、遊びに来てね! リスナーとしての参加希望はツイッターのDMまで、よろしくお願いします。