おはようございます。短い夏休みが終わって、あっという間に新学期がはじまりました。世の中はまだ8月です。8月の半ばです。
さすがに教室には冷房設備があるわかですが、そうだとしても、とにかく暑い。いくら朝夕といえども、登下校がまあ大変です。自分自身も自家用車出勤ではないので、学校に着くまででもう汗だくです。
熱中症やら室内外の気温差やら、気になることはたくさんありますが、単純に「朝から汗だく」という事実が一気にやる気を削りとってしまいます。
極端な話、汗さえかかなければいくら暑くてもかまわないんですけどね。9月に入るまでは、せめてカラッとしていておくれ。どうも、インクです。
笑顔が大切 = 笑顔でいられる環境をつくることが大切
笑顔が大切 = 笑顔でいられる環境をつくることが大切
— インク@小学校の先生 (@firesign_ink) 2020年8月16日
昔から笑顔が苦手です。おもしろくもないのに笑うということにものすごくストレスを感じていました。だから「笑顔が大切!」だなんて言う人は勘弁してくれと思っていました。「笑顔の練習をしましょう!」なんてもう最悪です。
べつに笑いたくないわけではないのです。おもしろくないから笑わないだけです。おもしろければ笑います。ちゃんと笑顔になるのです。
ただ、最近になって「笑顔が大切」というのは「無理して笑顔でいることが大切」という意味ではなく「笑顔でいられる環境をつくることが大切」という意味なのではないかと思うようになりました。
貼りつけたような嘘くさい笑顔をつくるのではなく、みんなが自然と笑顔になれるような空気感をつくっていくというわけです。ただこれは、ひとりだけでどうこうできる話ではありません。
もちろん得意な人もいますが、無理してムードメーカーになろうとしたり、道化師を演じたりしてしまうと、結局は自分がしんどくなってしまいますからね。
もしかすると、ひとり目の1歩がなければ変わらないのかもしれませんが、本来なら全員が少しずつ配慮をして協力しながらつくりあげていくものなのです。
もはや大人としてのマナーだと言えるのかもしれません。ひとり不機嫌な人がいるだけで、その場の空気は一気にしんどくなりますからね。
「自分の都合だからまわりの人は関係ない」と思っているのかもしれませんが、そんなことはありません。あなたがその集団に所属し、そこに存在しているというだけで発しているものがあるのです。
それならせめて、笑顔でいられた方がいいではありませんか。ひとりのピエロに任せるのではなく、全員がすこしずつ気を配ってあたたかい場所にしていけたらいいではありませんか。
きっと多くの人が「うん、うん」と頷きながら読んでくださっているかと思いますが、実はこれ、そんなに簡単にできることではありません。
「そこに自分がいる」ということが、その場にどのような影響を及ぼすのかを認知することって、とても難しいですからね。話したり動いたりではありません。そこにいるだけで及ぼす影響です。
だれにだってその影響力はあります。影が薄いとか濃いとかそんな話ではありません。「そこにいる」というだけで、影響を与えつづけているのです。
それならば、ほんのすこしの配慮をしてみんなが笑顔になれるような影響を与えましょうよという話です。きっと知人がこの文章を読んだら「誰が言ってんだ」とツッコまれてしまうことでしょう。
それくらい「笑顔が大切」ということばが嫌いでしたからね。ただ、考え方によっては大切なのかもしれないなと思ったわけです。だからこうして今日の記事にしています。
嫌いだと言って突き放すのは簡単ですからね。もしかすると、そのせいで迷惑をかけることもあったのかもしれません。黙っていれば迷惑にならないというわけではありませんからね。
何度も言いますが、存在しているだけで何かしらの影響があるのです。どうせなら、よい影響を発することができるように気をつかいたいものですね。
【お知らせ ①:明日】
2週間ぶりのこきけんようです。学校がはじまる地域も多いかとおもいます。週の真ん中、水曜日。折り返し地点の目印として、ラジオがわりに聞きにきてはみませんか。もちろん学校の先生でなくとも、いちども絡んだことがなくとも、だれだって大歓迎です。参加希望はツイッターのDMまで。ぜひぜひ。
【お知らせ ②:21日】
知らぬ間にこちらは第4回になりました。らぱいんざWORLD のお知らせです。今回のゲストは まーくん こと fanta さん(@fanta_omeru)です。
例のごとく、これまでにいちども絡んだことがありません。これぞこの企画の醍醐味ですね。ちなみに、グレープよりもオレンジの方が好みです。
こちらも同じくツイッターのDMにて、聞き手を募集していますので、ぜひ遊びに来てください。