おはようございます。週1で映画館に通うようになって数ヶ月が経過したわけですが、未だにハズレくじを引いたことがありません。毎回ちゃんと満足して映画館から出てきています。
映画を選ぶセンスがあるのでしょうか。はたまた近所の映画館のセレクトがよいのでしょうか。お金と時間を割いている分「満足したぞ」と思い込みたいだけという可能性も考えられますね。
いずれにせよ、休日の貴重な2時間を割く価値はあるはずだと思っています。きっと来週以降も観に行くことでしょう。監督がどうのとか、オマージュがどうのとか、はやく語れるようになりたいものです。どうも、インクです。
「好きなことで生きていけるほど社会は甘くない」を願っている人がいるわけで
「好きなことで生きていけるほど社会は甘くない」を願っている人がいるわけで
— インク@小学校の先生 (@firesign_ink) 2020年7月1日
好きなことで、生きていく。このことば、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。そうです。YouTube のキャッチコピーです。
このCMは、もはや懐かしさすら感じますね。公開は2014年だそうです。3人ともまあ若い。6年も経てば人は随分と変わるものです。
最近で言えば、世間を賑わせたあの手越祐也さんもこのタイトルで動画をあげていましたね。好きなことで、生きていく。YouTube らしい、とてもいいコピーだなと思います。
しかしその一方で、この世界には「だれかに好きなことで生きられては困る人」が存在しています。「そんなもの他人の人生なんだからその人の自由じゃないか」と思うかもしれませんが、それでもだれかに好きなように生きられると困ってしまうのです。
それはどんな人かというと「好きなことで生きていない人たち」です。「生きていくために我慢をしながら嫌々はたらいている人たち」です。
彼らは、多かれ少なかれどこかのタイミングで「好きなことでは生きていけない」と諦めて、目の前の現実と向き合っています。「社会はそんなに甘くない」と自分に言い聞かせて、本心に折り合いをつけながら日々をすごしているのです。
そんな人たちからすれば「好きなことで生きている人」に存在されては困るのです。通行禁止だと思って早々に諦めた道です。それが今になって通行可能だなんて言われたって、もう随分と先まで進んでしまったよ!という話なのです。
決めつけてしまうのはよろしくありませんが、きっとこの人たちは、はじめから試してすらいません。 どこのだれに聞いたのかはわかりませんが「社会はそんなに甘くない」ということばを信じて、心の底から望んだわけではない道を進んでしまってるのです。
気がつけば5年、10年、15年。続けてきたことが楽しいかと聞かれたら、きっと楽しいと答えるでしょう。 そう思わないとやってられませんからね。ただ、心の底からやりたいと思ったことなのかと聞かれると、きっと多くの人が自信をもって「うん」と言うことができません。
みんながみんな、どこかで我慢をして、どこかで折り合いをつけて、これが現実なんだと自己暗示をかけて、なんとか生活を送っているのです。上からものを言っているように聞こえたかもしれませんが、筆者もその中のひとりです。
別に今の仕事が嫌いなわけではありません。まだまだ未熟ですが、手を抜いているつもりも一切ありません。今の自分にできることを精いっぱいやっているつもりです。しかし、この仕事を一生つづけるかと言われると、すぐに「いいえ」と答えます。
自分の「わがまま」に忠実になろうと思ったら、さすがに組織が大きすぎます。時間をかけてたどりつく先もなんとなく想像できてしまいます。なんども言いますが、決して今の仕事をわるく言うつもりはありません。たしかに大変ですが、とてもおもしろい仕事だと思っています。
それでもやっぱり、やりたいことが山のようにあるのです。この先はもう自分で決めるしかありません。実を言うと、大人たちにはすでに相談しています。大失敗してもかまわないから、いちどレールから外れてみようと思います。きっと何とかなるでしょう。
何とかなってもならなくても、またこうして書くことができたらと思っていますので、すっころんでいたらぜひ笑ってください。よろしくお願いします。
【お知らせ ①】
週の真ん中の定例会。「こきけんよう」も第3回になりました。次回は8日(水)の20:15スタートです。マイナーチェンジをくり返しながら「気楽さ」と「おもしろさ」を同時に成立させられたらと思っています。40分1本でスパッと終わりますので、折り返しの目印にぜひ遊びに来てください。参加希望はツイッターのDMへ。
【お知らせ ②】
Coming soon ......