ツイートの3行目

小学校の先生です。ツイートは2行まで。3行目からをここに書いていきます。

【火】「忙しいだろうな」という遠慮がたくさんの可能性を潰す

 

 おはようございます。この休日にAmazon Primeで、千鳥の「相席食堂」という番組を観はじめてしまいました。「ロケを観ながらコメントを入れる」というなんの変哲もない構成なのですが、それがまあおもしろいんですよね。たぶんスタジオに千鳥の二人しかいないというのがいいのでしょう。ふたりのよさが存分に発揮されています。

 また、番組中に流れる↑THE HIGH-LOWS↓の「日曜日よりの使者」が最高です。甲本ヒロトはもちろんかっこいいわけで。遡るとダウンタウンに繋がるわけで。いろいろなドラマがのっかっています。

 やはり歴史というものは偉大で、今を生きる人間はその系譜をどう活かすのかを考えていかなければならないのだろうなと思いました。どうも、インクです。

 

「忙しいだろうな」という遠慮がたくさんの可能性を潰す

 「あの人は忙しいだろうから」と思って声をかけることをやめた経験はありませんか。筆者にはたくさんあります。たしかに忙しい人に声をかけるのは迷惑かもしれませんからね。変に気をつかわせてしまうかもしれません。忙しいだろうからやめておこう。失礼だからやめておこう。こうしてたくさんの可能性が、試す前から潰されていくのです。

 相手はもちろん忙しいでしょう。おもしろい人は忙しい人ですからね。あなたが声をかけようと思っている時点で、その人は忙しいはずです。しかし、そんな忙しい人でも重い腰を上げることはあります。

 それは「楽しくなることがはじめからわかっている誘い」です。そりゃあ行きますよね。忙しい合間を縫ってでも時間をつくる価値があると、行く前からわかっているのですから。

 要するに、誘いに乗るか否かの基準は「忙しいかどうか」ではなく「期待できるかどうか」なのです。期待ができなければ、人は嘘をでっちあげてでも断ります。そんなところに自分の貴重な時間を割くのはもったいないですからね。

 よく「予定がないのなら来いよ」と強引に誘う人がいますが、これもまたおなじです。誘いに乗るか否かの基準は「予定があるかないか」でもなく「期待できるかどうか」なのです。本当に期待できる誘いなのであれば、もとの予定を変更してでもやってくることでしょう。

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 逆に考えれば、だれかを誘うときには魅力的な価値を提供しなければならないということです。それは内容的な魅力かもしれませんし、人物的な魅力かもしれません。そんなことができるのなら行ってみよう。あの人がいるのなら行ってみよう。そう思わせなければならないのです。

 ここではじめの「忙しいだろうから誘わない」という話に戻りましょう。察しのいい方は、これまでの流れでもうご理解していただけたでしょう。

 そうです。「忙しいだろうから」は、自分が魅力的な価値を提供できないことへの言い訳でしかないのです。自分の力のなさを相手の忙しさに転化しているというわけです。

 まあ、だれにも迷惑をかけてはいないのでべつにかまわないんですけどね。ずいぶんと都合のいい考え方だなあとは思います。断られる原因は相手ではなく自分の方にあるのです。

 もちろんスケジュール的にどうしても無理だということはありますよ。でも、今はそんな話をしているわけではありません。誘う側がとるスタンスの話をしているのです。

 なんの努力もせずに、相手が忙しいことを理由にして諦めたり。なんの努力もせずに、断られた原因をすべて相手に委ねたり。それってどうなんだろうという話です。あなたの提案に魅力がないから断られる。ただ、それだけなのです。

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 誘われた側には断る権利があります。本当なら「魅力的ではないから断る」でいいのですが、それだとどうしても角が立ってしまうので、何かと理由をつけて断ります。「歯医者の予定があるから」とか「宅配便が届くから」とか。それらの理由はすべて、あなたを傷つけないようにするための優しさです。本当はあなたの誘いが魅力的ではないだけなのです。

 それにも関わらず、しつこく誘う人がいますよね。もちろん粘り勝ちというパターンもありますが、その手法をとってもいいのは、よほどの自信があるときだけです。相手の期待値の低さをいい意味で裏切ることができるという確信があるのなら粘ってもいいのかもしれません。

 しかし、そんな自信もないのであれば潔く引きましょう。このときに「ノリがわるい」とか「あいつは変わった」とか、相手を責めてはいけません。なんどもなんども言いますが、あなたの誘いが魅力的ではなかった。ただそれだけなのです。

 だれかを誘うということは「相手に時間をつかわせる」ということです。その時間のつかい方は相手が決めます。仮に誘いに乗る道を選んでくれたのなら、絶対にその人に損をさせてはいけません。「来なければよかった」と思わせてしまった時点で、完全にあなたの敗北です。

 なんだか今日は「遠慮せずに誘え」と言っているのか「軽々しく誘うものではない」と言っているのかよくわからない記事になりましたね。1文でまとめるのなら「責任をもってどんどんと誘おう」という話でした。「何も考えずに誘う」と「気軽に誘う」は全然ちがうというわけです。

taishiowawa.hatenablog.com

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【お知らせ】

 聞き手を募集します。今週の金曜日です。まだまだ飲みには出れそうにない華金です。気軽な気もちでご一緒にいかがでしょう。参加希望はツイッターのDMへよろしくお願いします。

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