おはようございます。改めまして、このブログの名前は「ツイートの3行目」と言います。普段のツイートは2行まで。3行目以降はここに書く。そんなシステムで運営しています。要するに、自分の短いツイートを膨らませたものがこのブログだというわけです。
このシステムをとるかぎり、ネタが切れることはありません。どれだけ毎日更新をしているからといって、必ず1日に1ツイートはしていますからね。ツイート数を記事の更新頻度が上回らない限り、果てしなく書くことができるというわけです。
いいシステムでしょ。まさに自家発電、地産地消、自呟自使です。ごめんなさい。最後のひとつは今つくりました。どうも、インクです。
ツイートは2行まで
ツイートは2行まで
— インク@小学校の先生 (@firesign_ink) 2019年6月16日
先日、このブログを読んでくださっている方が「ツイートから明日の記事のテーマを予想している」とおっしゃっていました。そうですよね。このシステムをとっている限り、読んでくださる方々はそんな楽しみ方をすることもできます。
ちなみに今日の「ツイートは2行まで」は絶対に当たらなかったはずです。2019年6月16日。約1年前のツイートですからね。たまにはこのような昔のツイートを拾ってくることもあります。ちなみに、自分のツイートをひたすらさかのぼってさがしているわけではありません。
このように「 from:(アカウント名) 〇〇 」で検索をかけると、特定のことばを含んだツイートをさがすことができます。ご存知でしたか。この検索方法。まさに、このブログを書くためにあるかのような機能です。ツイッター社さん、ありがとう。
今日なんかは「どうしてツイートは2行までにしているのか」ということを書こうと思ったので、こうして「2行」で検索をかけて、1年前のツイートを掘り返してきたというわけです。絶対に過去の自分は似たようなことをツイートしていますからね。大抵さがせばみつかります。
1.ことばを選ぶ訓練
ツイートを2行までにしている理由として、まず挙げられるのは「ことばを選ぶ訓練」です。2行に絞ろうと思ったら、どんなに簡単な内容でもことばを選んでつかわなければなりません。このことばをつかってしまうと3行になってしまうな。でも、このことばでは意味がとおらないぞ。じゃあ、どんなことばを選ぼう。どんなことばがあるんだろう。
とくに大変なのはリプライです。「ありがとうございます」と言おうものならもう大変です。1行目の大半がそれだけで埋まってしまいます。こんなときに考えるのは「以降の文をいかに短くするか」か「べつのことばで感謝を伝えられないか」ということです。
自分の語彙力や文章力を鍛える上でとてもいい訓練になっていると思っています。少なからずツイートをするたびに頭の中の辞書を開いて考えますからね。必然的に考えざるをえないようにしておく。これがツイートを2行までにしているひとつ目の理由です。
2.さらりと流してもらう
タイムラインというものは次々に流れていきます。だから基本的には、ツイートなんて誰にも読まれていないものだと思って発信しています。たったの2行しかなければ、単純にタイムラインを占める面積も小さいわけですから、さらに流されやすくなるでしょう。
ただ、反対に「たったの2行だからこそ読んでもらえる」という可能性も考えられます。先ほど述べたように、その2行の裏には、確実にことばの選択が隠れています。ことばの選択とは、言ってしまえば個性です。2行の裏に個性あり。
たったの2行のツイートをひとつふたつと読んでもらううちに、ちょっとずつその個性に気づいてもらおうという魂胆です。だからこそ、バズることはたぶんないでしょう。たったの2行だとあまりにも解釈の余地が広すぎて、たくさんの人が同時に集まってくることがありませんからね。
だからこうして自分に興味をもってくれる人だけが近くに集まるというわけです。言い方を変えれば、入り口をせまくしているということになります。ついでに話すと、この入り口は2段階構成になっていて、もうひとつの扉がこのブログに設置してあります。
3.おもしろいと思ってくれた人だけが
仮にツイートを見て自分に興味をもってくださった方がいたとしましょう。その上でこのブログを開いてくださったとしましょう。その人はどう思うでしょうか。きっとみなさんがはじめてこのブログを開いてくださったときと同じです。
ほとんどの人が「うわっ、長いな!」と思うはずです。ずらりと並ぶ文字列を見て、足を止めた人もたくさんいたことでしょう。ここで一定数の人たちが「さすがに読む気にならないわ」と去っていくわけです。言わば、これがふたつ目の入り口です。
逆に、ここから1歩踏み込んで「よし、読もう!」と思ってくれた人は、もうその時点ですでに興味をもってくれています。しかも、おわかりのとおり、最後まで読んでいただければ間違いなくおもしろいですからね。このブログ。
ツイッターの入り口を通って、ブログの入り口を通って、長い道のりを進んでわざわざここまで来てくださった方が、今さら攻撃的な態度をとってくるわけがありません。少しでも気にくわないと思った人はこんなところまで来ませんからね。そもそもを言えば、たったの2行のツイートに「気にくわない」と思うこと自体がほとんどありえないのです。
どうでしょう。なんとなく作戦の全貌がわかっていただけましたか。少なからず、今この文章を読んでいるあなたは、まんまと作戦どおりに進んで来てくださった方だというわけです。そして、そんなあなたはこう思っているでしょう。「作戦にハマったんじゃない!作戦にハマってあげたんだよ!」と。
なんだかこんな関係がとてもすてきだなと思います。まるで実はいろいろと考えているかのように書きましたが、結局のところ行き着く先は「ありがとうございます」でしかありません。本当にありがとうございます。
先ほど述べたふたつの入り口をくぐり抜けてここまで来るって、よっぽどですからね。これからも教室のすみっこで、一緒にこそこそとおもしろいことを企みましょう。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
【お知らせ①】
今日からツイッターとブログをつかった少し変わった企画をはじめます。どうなるのかは当人たちにもわかりません。準備と即興のちょうど真ん中。長いと短いのちょうど真ん中。本当と嘘のちょうど真ん中。そんな企画です。18時のツイートをお楽しみに。
【お知らせ②】
5月16日(土)22時から。先に言っておきますが、この回は来た方がいいよ。何を話すのかもろくに決まっていないけれど。とにかく来たらいいと思うよ。参加される方は「話す人」と「聞く人」で分けようと思っているので、ツイッターのDMに連絡をくださる方はどちらで参加されるのかをご記載ください。