おはようございます。毎朝投稿を始めて今日でちょうど１５５日目になります。そろそろこのブログをつかって何か新しいことができないものかと思案しています。たとえば「１日分の記事を誰かと丸々交換してみる」とか、「複数人に４００字程度の原稿を依頼してオムニバスをつくってみる」とか。「ＤＭのやりとりをそのまま記事にしてみる」とか「ＰＶ数が１０を超えたら即非公開にしてみる」とか。はっきりとした目的があるわけではないのですが、そもそもこのブログ自体が実験のようなものなので「とりあえずやってみよう」でもいいのかなと思っています。「他にもこんなのどうよ」とか「我の力を貸してやろう」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。近いうちに実現させようとおもいます。どうも、インクです。
つぶやけばつぶやくほど露呈する
つぶやけばつぶやくほど露呈する
— インク@小学校の先生 (@firesign_ink) 2020年3月5日
ああ、そんなことわざわざ言わなければいいのに。ああ、ちゃんと考えてから発信すればいいのに。ああ、後から見返したときに恥ずかしい思いをするだろうに。ああ、やめておけばいいのに。
そんなふうに思ってしまうツイッターアカウントをときどき見かけます。オブラートに包んで言うならば、つぶやけばつぶやくほどバカを露呈しているアカウントです。
いつになく攻撃的なことを言ってしまっていますね。すみません。でも、大丈夫。あなたのことではありません。あなたのことでも、あなたのことでもありません。自分のことが書かれているだなんて、さすがに自意識過剰です。あなたになんてなんの興味もありませんから安心してください。
話をもどします。このような、つぶやけばつぶやくほど自分の首を締めているアカウントは、大抵その事実にすら気がついていません。ここがもっとも致命的なポイントです。自分で気がついていないのです。だからこそ歯止めが効きませんし、改善することもできません。しかも、こういうアカウントに限ってこんなことを言い始めます。
１４０字の制限については永遠に言及され続けていますが、個人的には「１４０字を言い訳にするくらいならツイッターなんてやめちまえ」と思っています。１４０字以上の文章を書いて公開できる媒体なんて、今の時代ごまんと存在します。このブログだってまさにそうです。書こうと思えば何文字だって書くことができます。
１４０字で伝わらないと嘆くのなら、ツイッターなんてやめて、別の媒体で長い文章を書けばいいではないですか。そんなこともせずに、何が「１４０字だから伝わらない」だよ。きっとそんなことを言う人は、何文字あったって同じです。むしろ、自分の表現力のなさを、１４０字という制限がカバーしてくれているのだからありがたいと思わなければなりません。
いつになく攻撃的なことを言ってしまっていますね。すみません。でも、大丈夫。あなたのことではありません。あなたのことでも、あなたのことでもありません。自分のことが書かれているだなんて、さすがに自意識過剰です。あなたになんてなんの興味もありませんから安心してください。
話を戻します。このような１４０字を言い訳にするアカウントは、こんなこともよく言っています。
自分にとって嫌なことを言ってくるアカウントがいた。都合の悪いことを言ってくるアカウントがいた。だからブロックした。と、こういうわけです。いいですよね。ブロック。見たくないものに布をかぶせることができますし、臭いものにはフタをすることができます。
さらに「こんな人をブロックした」とツイートすることで「みなさんはボクの味方ですよね？」と訴えかけているわけです。ツイッターではよく起こる現象です。すべては敵か味方かのどちらかで、敵と見なせば総攻撃を仕掛けます。アンチということばがよくつかわれていますね。
これは悪口や陰口の仕組みとよく似ています。「アイツはバカだ」と言うことで「自分はバカじゃない！」ということを訴え、同意をもらおうとします。そうすることで信頼関係を築き、安心を得ようとするのです。
まあ、そもそもフォローなんて一種の「選民」ですからね。自分と相互フォローの関係にある人たちは神から選ばれし存在なわけです。そんな選ばれし民を悪く言ってくるヤツらは排除しなければなりません。調子に乗っているヤツはブロック。陰キャもブロック。キモいヤツもブロック。ウザいヤツもブロック。オレたちだけで楽しくやろうぜ。
いつになく攻撃的なことを言ってしまっていますね。すみません。でも、大丈夫。あなたのことではありません。あなたのことでも、あなたのことでもありません。自分のことが書かれているだなんて、さすがに自意識過剰です。あなたになんてなんの興味もありませんから安心してください。
話をもどします。最後に「つぶやけばつぶやくほど露呈してしまっているアカウント」の特徴をまとめて今日の記事はおしまいにしようと思います。
自覚がないので、必死なのに冷静なフリをしていることにも、どうでもいいと言いながらとても気にしていることにも、気がついていません。もしくは、自分自身を思い込みによって誤魔化し、隠し通せていると信じています。
たったの１４０字ですが、その１４０字には、思っている以上に内面が露呈します。よくもわるくも。短いからこそ、ことばの選び方がはっきりと表れるのです。短歌や俳句と似ていますね。
だから、自分では気がついていなくても、他人からすれば丸見えなことも多いのです。隠しているつもりなのかもしれないけれど、めちゃくちゃ見えているよソレ。カッコつけているけど、全然冷静じゃないでしょ。ああ、そんなことわざわざ言わなければいいのに。ああ、ちゃんと考えてから発信すればいいのに。ああ、後から見返したときに恥ずかしい思いをするだろうに。ああ、やめておけばいいのに。
ああ、あの人しゃべらなければカッコいいのにね。
ああ、あの人しゃべらなければキレイなのにね。
こんな話をしていると「ツイッターくらい好きにさせてよ」だとか「ツイッターしか吐き出すところがないんだよ」という声が聞こえてきます。きっと自分にも当てはまるところがあると勝手に思ったのでしょう。何度も言いますが、あなたのことなんて書いていません。勘弁してください。
さあ、そろそろひとつ目に投げたブーメランが返ってくるころですね。上手にキャッチできるかな。
