ツイートの3行目

小学校の先生です。ツイートは2行まで。3行目からをここに書いていきます。

【月】<前編>かつては世の中にこんなに服や靴があるとは知らなかった

 

 おはようございます。今日の記事はドトールコーヒーショップで書いています。「ドトールコーヒーショップ」とフルネームで呼ぶと、なんだか行き慣れていないかんじがしますね。今日の記事はスターバックスコーヒーで書いています。「スターバックスコーヒー」はフルネームで呼んでもそこまで違和感がありません。なぜでしょう。省略の方法がちがうからでしょうか。ドトール(コーヒーショップ)とスタ(ー)バ(ックスコーヒー)。

 ちなみに「ドトール」の名前の由来は「医者・博士」という意味を表すポルトガル語だそうです。創設者の鳥羽さんがブラジルのコーヒー農園で働いていたときの下宿先が、サンパウロの「ドトール・ピント・フェライス通り85番地」というところにありました。わりと単純なネーミングですね。ちなみに「インク」という名前には、もっと深い意味があります。決して目の前にプリンターのインクが置いてあったからではありません。それではインクコーヒーショップこと「インコ」、今日も開店です。本日も最後までどうぞよろしくお願いします。どうも、インコです。

 

かつては世の中にこんなに服や靴があるとは知らなかった

 服が好きです。正確に言うならば、服が好きになりました。昔はまったく興味がありませんでした。本当です。微塵もありませんでした。着れりゃあなんでもいいと思っていました。だっておもしろくないんだもん。どこに行っても同じような服ばかり。あの店もこの店も。どこに行っても同じような服ばかり。しかも、本当に着たいと思えるデザインの服なんてありません。あれもおもしろくない。これもおもしろくない。だから別になんでもいいや。安ければそれでいいや。そんなふうに思っていました。

 ところがそんな人間が、今や服の世界にどっぷりとハマっています。世の中なにがあるかわかりません。服の世界を知ってから、間違いなく世界が広がりました。広がったというよりも、世界の存在を知ったという感覚です。ゲームで言うところの新しいマップが追加されたようなものです。まさかこんなところに、こんなにも広くておもしろい世界が広がっているとは思ってもいませんでした。

 きっとこのブログを読んでくださっている方の多くは学校の先生だと思います。「学校の先生」と「ファッション」って対局にあるんですよね。だからこそおもしろい。今日の記事は別に、読者の皆様に服を好きになってもらうことが目的ではありません。「実は身近なところにとんでもなく広くておもしろい世界が存在しているんだぞ」というお話です。どこまで伝わるのかはわかりませんが、今日は初の試みとして自問自答Q&Aの形式で書いてみようと思います。

 

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 それでは洋服の世界へ出発します。みなさんには安全に洋服旅行をしていただくためにちょっとだけご注意があります。当旅行は安定した運行を予定しておりますが、洋服の世界は大変不安定です。シートベルトは右から左へ、カチッと音がするまでしっかりとはめてくださいね。お手元のお荷物はお座席の下のカゴの中に入れておいてください。また、万が一旅行中にご気分が悪くなった方がいらっしゃいましたら、すみやかに手をあげてガイドに知らせてください。また運行中の写真撮影、ビデオ撮影、ご飲食、ご喫煙はご遠慮ください。入り口でおわたししたゴーグルは、お出口にあります回収ボックスに入れてくださいね。

 コックピット!コックピット!シグナルオールグリーン!OK!ラジャー!みなさんお待たせしました。いよいよ出発の準備が整ったようです。それでは、快適な洋服の旅を!Have a nice fright!いってらっしゃーい!

 

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【Q1】モテるためにオシャレをするの?

 あらかじめ断っておきますが、今から書くことはとても個人的な意見です。世の中には服が好きな人なんてごまんといますから、当然人によって考え方は違います。あくまでも「ひとりの人間がこんなふうに思っている」ということを前提としてお読みください。

 はじめにも書いた通り、服がすきです。読んで字のごとくです。服というモノがすきなのです。極端な話「服を着た自分がどう見られるのか」はほとんど気にしません。すきな服を着たときのモチベーションの高まりが重要なのです。スターをとったマリオのようなものです。あのおじさんは別に自分がピカピカ光って変な音を出していることなんて気にしちゃいません。それよりも強くなって高ぶる自分自身のモチベーションを大切にしています。それとほとんど同じです。

 モチベーションを高めるモノは他にもたくさんありますが、他のモノと洋服とのいちばんの大きな違いは「身体との距離」です。洋服は常に身につけているものです。朝から晩まで1日中身につけています。そんな身体に限りなく近いモノでモチベーションを高めることができるのなら、とんでもなくお得だとは思いませんか。こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが、筋トレをして筋肉をつけたり、格闘技をして強くなったりすることと似ているような気がします。

 「じゃあ、筋トレや格闘技をしておけばいいじゃないか」という話ですが、洋服には筋トレにも格闘技にもない大きな魅力があります。それは意図的に変化させられるという点です。しかも簡単に。今日は明るい色。今日は暗い色。今日はパーカー。今日はシャツ。簡単に変化をつくることができます。むしろこれが一番の魅力だと言えるのかもしれません。筋トレや格闘技には成し得ない芸当です。

 そろそろ結論に参りましょう。服が好きになってオシャレをしてもモテることはありません。モテる/モテないに服なんて関係ありません。結局は人間性です。確固たる自分を持った人間が服を選べば、その服はカッコよくなります。見てくれだけを気にしたしょぼしょぼ人間が服を選べば、その服はしょぼくなります。それだけのことです。もし「がんばってオシャレをしてモテたことがある」という人がいるのなら、それは服を着て自信をつけたあなた自身が魅力的な人間になったのか、見てくれだけに騙されるしょうもない異性が寄ってきたかのどちらかです。

 

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 なんと、ひとつの質問に回答しただけで随分な文字数になってしまいました。まだまだ書きたいことはあるので、前編・後編に分けたいと思います。さあて、明日のインコさんは「Q2.Tシャツに10000円なんてバカじゃないの?」「Q3.ブランドってなに?コレクションってなに?」「Q4.なにから始めればいいの?」の3本です。明日もまた読んでくださいね。じゃんけんぽん。うふふふふふふふっ。

 

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