ツイートの3行目

小学校の先生です。ツイートは2行まで。3行目からをここに書いていきます。

【土】ブログの内容を小さなコミュニティの共通言語にしたい

 

 おはようございます。11月半ばともなれば、もう立派な冬ですね。なぜだか右手だけが乾燥して、すでに二箇所ほどぱっくりいっています。左手は何ともないのにな。どうしてなんだろう。チョークが関係していたりするのかしら。継続的で地味な痛みが、なかなかに厄介です。はやく「冬が寒くて本当によかった」と言える人間になりたいものです。どうも、インクです。

 

ブログの内容を小さなコミュニティの共通言語にしたい

 ブログを書き始めて1ヶ月とすこし。はじめはフォロワーもほとんどいないツイッターの弱小アカウントから始まりました。昔から「ツイートは短いからこそ価値がある」という妙なこだわりをもっていたので、「ツイートは2行まで」という自分ルールの中でつぶやいていました。

 おもしろいことをつぶやいていたつもりだったのですが、なかなかフォロワーは増えません。別にフォロワーを増やすことが目的ではなかったのですが、せっかくなら多くの人と共有したいと思うようになっていきました。

 そこで、ツイートの内容をさらに深く掘り下げるブログを書き始めました。 それがこの『ツイートの3行目』です。きっかけをつくってくれたのは、記事を更新するたびにタグづけしている田中泰延さんの『読みたいことを、書けばいい』に登場するこんなことばでした。

書くことはたった一人のベンチャー起業

 このことばと出会うまでは「ブログをやってる人なんて山のようにいるから今更自分が書き始めてもなあ...」と思っていました。どこかの誰かが「人はできない理由をさがす」と言っていたのを思い出します。なんせ忙しかったのです。ブログを書いている暇なんてねえ。そう思っていました。

 このことばと出会っていなければ、きっとぼそぼそと小さな声でつぶやき続けていたのでしょう。今でも決して声は大きくありませんが、立ち止まってその声に耳を傾けてくれる人が現れはじめました。書き始めていなければ、そんな人と出会うこともなかったわけです。忙しさを言い訳にし続けていれば、声は誰にも届かなかったことでしょう。書くことはたった一人のベンチャー起業。自分のためにつくった自分の居場所。そんな場所でこれからも、実験を続けていきたいと思います。

f:id:taishiowawa:20191116071816p:plain

 

  

1.毎朝6時更新

 自分の中でのひとつの実験は、この「毎朝6時更新」でした。いろいろと調べてみたのですが、読者を集めやすいのは、お昼休みにあたる「正午」や仕事が終わる「夕方」だそうです。それでもなお「6時」という時間を選んだのには、もちろん理由がありました。

 ひとつ目の理由は、「先生は世間的にも忙しいというイメージをもたれている」ということでした。もしこれが、夜の22時更新だったとしたら、「仕事が忙しかったから夜の更新なんだな」と思われます。一方で、6時更新になるとこのように思われるわけです。「仕事が忙しいのに朝早くに更新している!」と。もう言わなくてもお分かりだと思いますが、イメージ戦略として得をするのは明らかに後者です。順接よりも逆接の方が説得力をもつのは世の理ですね。

 ふたつ目の理由は、「人から人に伝えやすい」ということです。人の輪は、人から人へと伝わることで広がっていきます。いわゆる「口コミ」や「リツイート」ですね。そんなときに「おもしろいブログを書いている小学校の先生がいる」だけだと少し弱いのです。なぜなら、「おもしろいブログを書いている小学校の先生」は案外たくさんいるからです。しかし、そこに「毎朝6時に」ということばが加わればどうでしょう。一気に数はぐんと減るのではないでしょうか。人が集まる時間を狙うことよりも、ここの希少価値をとりにいきたかったのです。

 だから、みなさんもぜひ「忙しいのに、毎朝6時に、おもしろいブログを書いている小学校の先生がいる!」といろんな人に伝えてください。大事なことなので、もう一度だけ言いますね。ポイントは「忙しいのに」「毎朝6時に」です。ああ、忙しい忙しい。仕事がいっぱいで忙しい。

 

2.筆者の年齢

 24歳です。もちろん本当の年齢です。昔からフォローしていただいている方はご存知だったかもしれません。はじめて知った方はこの年齢を聞いてどう思うでしょうか。ほとんどの人はきっと「若いな!」と思うのではないでしょうか。

 メリットとしては、先ほどの6時更新と同様「若いのにこんなことを考えているのか!」という逆接パワーを得られるところです。デメリットとしては「経験もないくせにえらそうに何を言っているんだ!」と説得力が弱まってしまうところです。

 わざわざ公開する必要はないかなと思っていたのですが、上に書いたようなメリットは、やはり若いうちにしか利用することができません。どうせいずれは歳をとるのだから、今しかつかえない価値を存分に利用してやろう。と、そう思いました。

 筆者はまだまだ世の中を知らない、経験の浅い若輩者です。みなさまの応援がなければ死んでしまいます。みんな、オラに力を分けてくれ。

 

3.これからの実験

 20代のうちに本を出す。これが直近の目標です。なぜ本を出すのかというと、かっこいいからです。すみません、半分冗談です。

 先生ですが、教育書を出すつもりはありません。流通にのせるつもりもありません。お金を払って読んでいただくつもりもありません。じゃあ、どうするんだ。これから現時点での妄想を話すので聞いてください。

 まずは内容についてですが、書きたいことはとことんブログに書いているので、それぞれの記事の加筆・修正のような形になるのかと思っています。そのときにこのブログを閉鎖するつもりはありません。いつでも無料で読める状態のまま、本は本で出したいなと思っています。

 次に、流通についてですが、先ほども述べたように流通にはのせません。販売元も発送元もすべてここです。本屋さんに並ぶことはありません。個人的に出版し、個人的に販売します。冊数も100冊程度に限定しようかと思っています。

 そして、購入の時点で、料金はいただきません。むしろこちらがお金を払おうかと思っています。筆者がお金を払って、読者の時間をいただく。かなり理にかなっていると思っています。その上で、ホリエモンや光本さんが行なっていた「価格自由」をやってみたいと思います。いわゆる後払いです。読んだあとに、読者自身が払いたい分だけのお金を払う。もちろん0円でもかまいません。

 

 

  どうですか。おもしろそうだと思いませんか。まだまだ妄想の段階ですが、20代のうちに実現させたいと思っています。そのためにも、まずはこのブログを大きくしなければなりません。小さなコミュニティの中では「読んでいて当たり前」くらいにまで広げたいと思っています。

 と、このように計画という名の妄想をしている段階が、何事もいちばん楽しいんですよね。恋愛と同じです。「子どもが生まれたら名前を何にしようか」と話しているカップルとまったく同じです。そんな妄想話を読者の方々といっしょにしていけたらよりおもしろくなるだろうなと思います。