ツイートの3行目

小学校の先生です。ツイートは2行まで。3行目からをここに書いていきます。

【日】みんなが当たり前だと思い込んでくれているおかげで得をしている人がいる

 

 おはようございます。「眠たさ」には一定の周期がありますよね。しっかり寝たのに眠たいときもあれば、あまり寝ていないのに冴えているときもあります。最近は眠たいキャンペーンが続いているので、学校から家に帰るとすぐに眠たくなります。そして、ふと目が覚めると深夜0時を過ぎています。お風呂にも入っていなければ、明日の準備もまったくできていません。ただ睡眠時間が前にスライドされただけではあるのですが、なんだかすごく損をしたような気になります。だからといって、眠さをぐっとこらえて何かをしようとしても、ひたすらに効率が悪いだけです。眠らなくても生きていけたらいいのになあ。どうも、インクです。

 

みんなが当たり前だと思い込んでくれているおかげで得をしている人がいる

 「戦争をしてはいけない」と聞くと、ほとんどの人が「そんなことは当たり前だ」と思うでしょう。しかし、現に今もこの地球のどこかでは戦争が行われています。おかしいと思いませんか。誰もが「戦争をしてはいけない」と思っているはずなのに、いつまでも戦争はなくなりません。戦争をするとどうなるかを知っているはずなのに、いつまでも戦争はなくなりません。なぜだと思いますか。

 それは、誰もが「戦争をしてはいけない」と思っているわけではないからです。「まさか」と思うでしょうか。「そんなわけがない」と思うでしょうか。では、なぜ戦争は行われ続けているのでしょうか。説明することができますか。その理由を考えたことがありますか。

 どうも教育は、その悲惨な側面だけを教えて、「絶対に繰り返してはならない」ということだけを訴えがちです。たしかに繰り返してはならないことなのかもしれません。しかし、何度も言うように事実とは乖離しています。「いじめ」や「殺人」だって同じです。誰もが「してはならない」と思っているはずなのに、事実としてそれらは起こり続けています。なぜ戦争をするのか、なぜ人をいじめるのか、なぜ人を殺すのか、ここを考えなければ、なんの対策も打てないとは思いませんか。原因もはっきりさせずに、改善策を練られるはずがないのです。

 それにも関わらず、教育は「人として絶対にしてはならない」の一点張りです。それが「当たり前だ」と洗脳し、そこからあぶれた人間の存在を認めようとはしません。世の中には「戦争をしたい」と思う人がいるのです。「人をいじめたい」と思う人がいるのです。「人を殺したい」と思う人がいるのです。「信じられない」の一言で遠ざけるのではなく、その事実を受け止めなければなりません。

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 極端な話にはなりますが、この世界で戦争が行われ続けるのは、ほとんどの人が「戦争をしてはいけない」と信じ込んでいるからでもあります。思想がひとつの方向に偏っている集団ほど、動かしやすいものはありません。逆の視点から考えると、大衆を動かすためには、思想のばらつきをまとめる必要があります。そんなときに一番手っ取り早いのが、悲惨な過去の事例なのです。戦争でも、いじめでも、殺人でも、同じです。悲惨な過去の事例を見せられたら、だれも反論することができなくなってしまうのです。これで洗脳は完了です。あとはコントローラーを握って好きなように動かせばいいのです。

 ちなみに、この「思想の統一」において重大な役割を担っているのが教育です。未来をつくる子どもたちに「当たり前」を擦り込みます。とうの昔に刷り込みを終えた大人たちが、今度はそれを子どもたちに刷り込むというループです。そのループでさえ、とっくの昔に「当たり前」のうちに組み込まれています。「多様性を認める」なんてのはことばだけで、結局はそれさえも、統一するための口上でしかありません。「大丈夫、あなたのことも認めます」そう言って、「国民」をつくり上げていくのです。みんなが当たり前だと思い込んでくれているおかげで得をしている人がいるのです。国家をつくるときに、宗教が尊重されるのもこれが原因です。はじめから、思想を同じくする集団があるのなら、ほかの人をそこに取り込んだほうが手っ取り早いのです。

 きっと、そんな「洗脳」を仕事としている学校の先生たちが、ここに疑問を抱き始めると困る人がでてきます。思い思いに多様な教育をされて、「当たり前」にバラつきが生じてしまうと集団として操作しづらくなってしまいます。だから、学校の先生にいろいろと考えられると困ってしまうのです。そうだ!そんなことを考えさせないように先生の時間と余裕を奪ってしまおう!子どもたちのためだよ!他のことなんて何も考えなくてもいいから!ほら、この仕事もやりなさい!こうして先生たちの仕事はどんどん増えていくのでした。めでたしめでたし。

 …なんてことはもちろん筆者の妄想です。戯言です。真に受けないでください。しかし、自信をもって「そんなわけがないだろ!」と言い切れないのが怖ろしいところですね。

 

 

 今日は意図せず都市伝説回になってしまいました。信じるか信じないかはあなた次第です。ワクチンを開発した研究者が謎の死をとげることはよくある話だそうですね。明日からこのブログが更新されなくなったらそういうことだと思ってください。今までご愛読いただきありがとうございました!インク先生の次回作にご期待ください。