ツイートの3行目

小学校の先生です。ツイートは2行まで。3行目からをここに書いていきます。

【水】「教育的」ってなんだろう

 

 おはようございます。現金をつかう機会が本当に減りました。今でも財布は持ち歩いていますが、開ける機会はほとんどありません。カード払いすら対応していない最寄りの小さなスーパーくらいでしょうか。

 ただカード払いに関しても、未だに番号を入力しなければならないところが多いので、結局は電子マネーがいちばんです。ピッとするだけですからね。

 随分と慣れましたが、金銭感覚は大いに試されます。はっきりと目に見えないので、つかったお金とのこったお金をよく知っておかなければなりません。

 思わずつかいすぎてしまうと、翌月の自分が苦しむことになりますからね。翌月の自分が苦しむことになるのです。今月の自分が。どうも、インクです。

 

「教育的」ってなんだろう

 R指定が決められている映画をよく見かけます。「指定が決められている」って意味がすこし重複していますね。「R指定されている」が正しいでしょうか。それとも「Rが指定されている」でしょうか。

 かつて天才だったあの人のことでも、助演男優賞を受賞したあの人のことでもありません。簡単に言えば「年齢制限」というやつです。「R15」とか「R18」とか、見たことがありますよね。あれです。

 暴力的な要素や性的な要素など、いわゆる「教育的によくない」とされるものが含まれていると、制限がかかるみたいです。一体だれが決めているんでしょうね。何か明確な基準があるのでしょうか。

 調べてみると、上の記事がどうやらわかりやすそうです。突発的に刺激的な描写が入ることがよろしくないみたいですね。「くるぞ、くるぞ、ほらきた!」という形だと制限がかかりにくいそうです。

 トラウマを植え付けてしまわないようにするための、せめてもの配慮といったところなのでしょう。やはり子どもが観るのと大人が観るのとでは、衝撃の受け方がちがってくるものなのでしょうか。

f:id:taishiowawa:20201020222138p:plain
 言ってしまえば、エロもグロもいずれはどこかで出会います。必ず出会って、ちゃんと衝撃を受けるのです。はやいかおそいか、ただそれだけの違いです。仮に「耐性」の問題なのだとしたら、もしかするとはやいうちに慣れておいた方がよいのかもしれません。

 「いいや、感受性の問題だ」と言うのなら、それこそ年齢で区切ることに説明がつかなくなります。まあ、このあたりに関しては、専門家たちの間で散々議論されてきたことなのでしょう。ど素人がピーチクパーチク言ったところで仕方がありません。

 今日は、ただ単純に「教育的」ってなんだろうと思っただけです。パンチで悪をこらしめるアンパンマンは、教育的にわるいのでしょうか。ケツを出して左右に移動するクレヨンしんちゃんは教育的にわるいのでしょうか。仮にわるいとして、その作品との出会いを禁止するほどの大きな理由になるのでしょうか。

f:id:taishiowawa:20200812234835j:plain
 学校なんて、まさに「教育的」が凝縮された空間です。教育的によいから、大きな声で挨拶をさせる。教育的によいから、膝を高く上げて行進させる。教育的にわるいから、学校に漫画をもってきてはいけない。教育的にわるいから、人をあだ名で呼んではいけない。果たして「教育的」ってなんなのでしょう。

 べつに、これらのすべてを否定したいわけではありませんよ。ただ単純に「教育的」という聞こえのいいことばに頼って、考えていないだけなのではないかと思ったわけです。「教育的 → 疑うまでもない → 考えない」になってしまっているのではないでしょうか。

 しかも厄介なことに「子どものため」が常にセットになっていますからね。「教育的」の陰で「考えない」という選択をすることが子どものためになると、本気で信じてしまっているのです。

 今日はたまたま「教育的」ということばを取り上げましたが、身のまわりには同じように「考えずに済ませるための聞こえがいいことば」が意外とたくさんあるはずです。そんなことばたちを疑って、改めて考えられるような、そんな場をつくることができたらいいなと思っています。

 

【今後の予定】

①10月14日(水)こきけんよう Vol.15

②10月26日(土)キャリアアドバイザーと青年求職家が「仕事」と「教育」について語る会

 

【リスナー募集】

①10月14日(水)こきけんよう Vol.15

  毎週水曜日の定例会です。次回は20時30分スタートです。どうでもいい話をしています。週の真ん中、折り返し地点として聴きに来てはみませんか。声を出せる人はぜひとも一緒にお話ししましょう。水曜日に予定があるというだけで、目安になっていいものですよ。参加希望はツイッターのDMまで、よろしくお願いいたします。

f:id:taishiowawa:20201017115655p:plain

 

②10月26日(土)キャリアアドバイザーと青年求職家が「仕事」と「教育」について語る会 

 ツイッター職員室の中では、すこし変わった経歴をもっている木村彰宏さんことあっきーさん(@1130Kimura)とお話しさせていただくことになりました。「仕事」と「教育」について、たぶんまじめに話します。

 あっきーさんっとはほとんど初絡みで、いちどオンラインでのエデュシークでちらっとお話をしたくらいです。何も知りませんが、おもしろくなることは間違いないでしょう。

 ツイッターのDMにてリスナーを募集していますので、興味がある方は「あっきーさんと話すみたいなやつ、参加したいです!」とご一報ください。「ブログを見た」と言ってくださった方にはオリジナルステッカーをプレゼントします。嘘です。

f:id:taishiowawa:20201017120754p:plain

【ホームに戻る】

peraichi.com

 

 

【火】子どもたちは「やったことがあるもの」から選ぶ

 

 おはようございます。学校が遠いので、このブログが更新されているころには、もう家を出ています。当然、用意をするためにもっと早くに目覚めます。

 ただ、ここ最近はギリギリに起きて急いで家を出るということが続いていました。朝から急ぐというのは、なかなかにしんどいわけです。

 それが嫌で、昨日ははやめに寝て、今日ははやめに起きました。やはり朝にゆとりがあるというのはとてもよいものです。ゆっくりとコーヒーが飲めます。

 しかし、そのためには夜の時間を犠牲にしなければなりません。早寝早起きというやつです。いっそのこと帰ったらすぐに寝て、3時や4時に起きるというのもアリなのかもしれません。どうも、インクです。

 

子どもたちは「やったことがあるもの」から選ぶ

 子どもたちといっしょに過ごしていると「材料の組み合わせから新しいものは生まれる」ということをつくづく思い知らされます。端的に言えば、子どもたちからは、なかなか新しい発想が出てきません。

 なぜなら材料がないからです。組み合わせるための材料が不足しているのです。だからこそ、子どもたちは「やったことがあるもの」から選びます。

 遊びを決めるときに、ドッジボールと鬼ごっこのくり返しになるのはそういうことです。すでに知っている遊びの中から選ぶしかないのです。

 逆に言えば、新しいものを仕入れると、飽きることなく何度だってそれをやろうとします。もうさすがにいいでしょと思うくらい、くり返しやるのです。

f:id:taishiowawa:20200812234835j:plain
 ときどき「主体的な学び」を勘違いして、何もしない大人がいるという話を聞きますが、それではいつまでたっても子どもたちは前に進みません。

 新しい材料を与えてやるのが大人の役割です。十分な材料をもった状態が前提として整ったときに、はじめて主体的なとり組みが生まれるのです。

 ただし、これがまあ難しいわけです。子どもたちに与えようと思ったら、先生自身が材料をもっていなければなりません。しかもそこに、適切な材料の選択と、適切なタイミングの選択と、適切な渡し方の選択が加わってきます。簡単に言えば「場づくり」です。

 どこにどんな材料を置いておけば、子どもたちが活用することができるのかを、徹底的に考え抜いてデザインしなければならないのです。

f:id:taishiowawa:20201019214109p:plain
 散々言われていることですが、今の業務をつづけているかぎり、デザインしきることはまあ難しいでしょう。用意できたはずの材料もそろわぬまま、なんとか今日を切り抜けていくことを考えるしかありません。

 実は1から10までを事細かに教える方が簡単ですからね。決められた材料を与えて、つかい方も教えて。つかう場所とつかうタイミングを制限して。

 すべてを管理下に置いてしまえば簡単なのです。仮にうまくいかなくても「教えたでしょ!」と言えますからね。「教えたのにどうしてできないの!」と、子どものせいにできてしまうわけです。

f:id:taishiowawa:20200812234835j:plain

 しかし、それらをつづけていても子どもたちは頭をつかって考えようとはしません。むしろ、考える機会を奪っているのと同義です。楽しさが前提にないものを「またやりたい」と思うはずがありませんからね。

 知識が増えているように見えて、ものごとを考えるための材料は大して増えていないのです。再現の前提は好奇心です。好奇心がないものを再現しようとはしません。ましてや、新しいものを生み出すための材料になんてなるわけがないのです。

 子どもたちは「やったことがあるもの」から選びます。もうすこし正確に言えば「やったことのあるものの中でもおもしろかったもの」から選びます。

 今の子どもたちには「新しい材料を与える大人」があまりにも少ないような気がします。そりゃあ、すでにある材料で満足する方向へと動いていきますよ。そりゃあ、材料もないのに「新しいことに挑戦してみよう」だなんて思わないですよ。

 おもしろい大人と子どもを繋げたい。そして、材料をたくさん集めて、せまい世界で苦しまないでほしい。と、そんなことを思うわけです。

taishiowawa.hatenablog.com

taishiowawa.hatenablog.com

 

【今後の予定】

①10月14日(水)こきけんよう Vol.15

②10月26日(土)キャリアアドバイザーと青年求職家が「仕事」と「教育」について語る会

 

【リスナー募集】

①10月14日(水)こきけんよう Vol.15

  毎週水曜日の定例会です。次回は20時30分スタートです。どうでもいい話をしています。週の真ん中、折り返し地点として聴きに来てはみませんか。声を出せる人はぜひとも一緒にお話ししましょう。水曜日に予定があるというだけで、目安になっていいものですよ。参加希望はツイッターのDMまで、よろしくお願いいたします。

f:id:taishiowawa:20201017115655p:plain

 

②10月26日(土)キャリアアドバイザーと青年求職家が「仕事」と「教育」について語る会 

 ツイッター職員室の中では、すこし変わった経歴をもっている木村彰宏さんことあっきーさん(@1130Kimura)とお話しさせていただくことになりました。「仕事」と「教育」について、たぶんまじめに話します。

 あっきーさんっとはほとんど初絡みで、いちどオンラインでのエデュシークでちらっとお話をしたくらいです。何も知りませんが、おもしろくなることは間違いないでしょう。

 ツイッターのDMにてリスナーを募集していますので、興味がある方は「あっきーさんと話すみたいなやつ、参加したいです!」とご一報ください。「ブログを見た」と言ってくださった方にはオリジナルステッカーをプレゼントします。嘘です。

f:id:taishiowawa:20201017120754p:plain

【ホームに戻る】

peraichi.com

 

 

【月】「みんなちがって、みんないい」が建前になってしまうのは仕組みの問題

 

 おはようございます。洋服が好きでかつては買い漁っていたのですが、青年求職家を名乗るようになってから、出費をおさえるために買うことをやめました。

 ほしい服をみつけると、多少の無理をしてでも買っていたのですが、今となってはまったく買わなくなりました。意外となんとかなるものです。

 しかし、ひとつだけ不思議なことがあります。洋服を買っていないにも関わらず、お金がなくなっていくのです。出費の大部分を占めていた洋服を買っていないのにですよ。不思議で不思議でたまりません。

 今みなさんが思ったことは、決して口にしてはなりません。不思議だということにさせておいてください。お願いします。どうも、インクです。

 

「みんなちがって、みんないい」が建前になってしまうのは仕組みの問題

 学校の先生は「全員ができる」を目指しています。全員が漢字を書くことができる。全員が計算することができる。全員がリコーダーを演奏することができる。全員がとび箱を跳ぶことができる。

 できることが増えると、子どもたちは自身の成長を喜びます。そんな顔を見て、学校の先生は嬉しくなります。だからこそ、すばらしい実践が行われ、本当に全員ができるようになっていくのです。

 しかし、ここに向かって進んでいくと知らないうちに大きな落とし穴にはまってしまうことがあります。この落とし穴のこわいところは、本人が穴に落ちたということにまったく気がつかないというところです。しかも、まわりの先生たちも同じように落ちていくので、なおさら気づきづらいのです。

f:id:taishiowawa:20201018174429p:plain

 その落とし穴は、2種類あります。ひとつ目は「全員ができなければならないと思い込む」というものです。たしかに全員ができるに越したことはありません。学校の先生はそのために全力をつくします。しかし、それでもできない子どもがいる場合もあります。

 そんなときに、学校の先生は自分の力のなさを痛感するわけですが、それが子どもに見えてしまうことが時々あります。要するにどういうことかというと、学校の先生が一生懸命になりすぎるせいで、子ども自身が「できない自分」を責めてしまうということです。

 いちばんわかりやすいのが「嫌いにになる」という現象です。先生が一生懸命教えてくれているのに、できないから漢字が嫌いになり、計算が嫌いになり、リコーダーが嫌いになり、とび箱が嫌いになります。先生が一生懸命になればなるほど「できない」を強く自覚しなければならなくなるのです。

f:id:taishiowawa:20200812234835j:plain

 ふたつ目の落とし穴は「本当にそれを全員ができるようにならなければいけないのか、ということを考えなくなってしまう」というものです。本当に全員が漢字を書けるようにならなければいけないのでしょうか。本当に全員が計算をすることができて、リコーダーを演奏することができて、とび箱を跳ぶことができるようにならなければいけないのでしょうか。
 先ほども述べたように、もちろんできるに越したことはありませんよ。いま話しているのは「できるようにならなければいけないのか」という話です。実はこれ、随分と厳しいことを言っています。なぜなら学校の先生は、子どもたちに向かって「できなくてもいいよ」とはなかなか言えないからです。

 できないまま生きていくその子の人生を背負うことなんてできませんからね。だからこそ学校の先生は、できるようになることを目指して、その子がそれを嫌いになってしまうことを厭わずに、子どもたちを追い詰めてしまうのです。

f:id:taishiowawa:20200812234835j:plain

 もちろん、これらの2つの落とし穴の存在を自覚した上で授業を進めていくのがプロです。しかし、どんなに意識していたとしても、学校の先生である限りここから逃れることはできません。一斉授業という形をとる限り「全員ができる」を目指すしかないのです。
 学校の先生は、子どもたちひとりひとりによいところがあるということは知っています。ただ、個人として評価することはできても、学校として評価することのできるポイントは限られています。どれだけゲームがうまくても、どれだけ笑いをとることができても、どれだけ絶望することができても、成績表には書くことができないのです。

 そもそもを言ってしまえば、ちがう人間をおなじ基準で評価すること自体が無茶な話なのです。それでも評価しなければならないのは、先ほども述べたように1対30の構図があるからです。この構図がある限り、どこまでいっても「みんなちがって、みんないい」は建前であり、学校の先生はこの矛盾に悩まされつづけるような気がします。

taishiowawa.hatenablog.com

taishiowawa.hatenablog.com

 

【今後の予定】

①10月14日(水)こきけんよう Vol.15

②10月26日(土)キャリアアドバイザーと青年求職家が「仕事」と「教育」について語る会

 

【リスナー募集】

①10月14日(水)こきけんよう Vol.15

  毎週水曜日の定例会です。次回は20時30分スタートです。どうでもいい話をしています。週の真ん中、折り返し地点として聴きに来てはみませんか。声を出せる人はぜひとも一緒にお話ししましょう。水曜日に予定があるというだけで、目安になっていいものですよ。参加希望はツイッターのDMまで、よろしくお願いいたします。

f:id:taishiowawa:20201017115655p:plain

 

②10月26日(土)キャリアアドバイザーと青年求職家が「仕事」と「教育」について語る会 

 ツイッター職員室の中では、すこし変わった経歴をもっている木村彰宏さんことあっきーさん(@1130Kimura)とお話しさせていただくことになりました。「仕事」と「教育」について、たぶんまじめに話します。

 あっきーさんっとはほとんど初絡みで、いちどオンラインでのエデュシークでちらっとお話をしたくらいです。何も知りませんが、おもしろくなることは間違いないでしょう。

 ツイッターのDMにてリスナーを募集していますので、興味がある方は「あっきーさんと話すみたいなやつ、参加したいです!」とご一報ください。「ブログを見た」と言ってくださった方にはオリジナルステッカーをプレゼントします。嘘です。

f:id:taishiowawa:20201017120754p:plain

【ホームに戻る】

peraichi.com

 

 

【日】No Surprises

 

 おはようございます。ふと聴きたくなって、昨日は久しぶりに Radiohead の曲を再生しました。かの有名な名盤「OK Computer」に収録されている「 No Suprises」という曲が大好きで、何度も何度もくり返し聴いていたことを思い出しました。

 2016年にリリースされた「A Moon Shaped Pool」というアルバムのリード曲である「Daydreaming」も本当に見事で、当時はすぐにCDを買いにいきました。Red Hot Chilli Peppers のベーシストであるフリーと共に Atoms For Peace を組んだときはかなり衝撃的でした。

 比較的あたらしいライブ映像を観ると、トムヨークが完全におじいちゃんになっていて驚かされます。また、その「おじいちゃん」が様になっているんですよね。こんなに「おじいちゃん」が似合う人もなかなかいないのではないでしょうか。こんな老け方をしてみたいものです。どうも、インクです。

 

No Surprises

f:id:taishiowawa:20201017223220p:plain

 学生時代は家でも外でもずっと音楽を聴いていました。「救われた」だなんて言うと大仰に聞こえますが、音楽がなければ間違いなく今の自分はなかっただろうなと思っています。風に伝わって、君を呼ぶのさ。Thank you, thank you for the music.

  しかし、だからといって自分自身が何かの楽器を演奏できるわけではありませんし、音楽に関する知識が豊富なわけでもありません。ほかの人たちとおなじように、ただ音楽を聴くことが好きだっただけです。

 そんな人間が、久しぶりに Radiohead を聴いたわけです。当然のことながら、その流れで懐かしい曲をいろいろと聴きました。誰も興味がないことはわかっていますが、今日はかつてよく聴いていた曲をまとめてみようと思います。ぜひ聴いてみてください。

f:id:taishiowawa:20200812234835j:plain

1.Weezer「Say It Ain't So」 

www.youtube.com

 Weezer と言えばこのダサさが非常にかっこいいバンドです。今では Weezer としてではなく、スコット&リバースとしての方が名が通っていたりするのかもしれません。「変わらぬ想い」という曲で miwa とコラボしていましたからね。あの曲を歌っているリバース・クオモこそが Weezer のボーカルです。

 当時はロックのことを「激しい音楽」だと思っていたので「こんなのもアリなんだ」と感じた記憶があります。ライブ映像を観ても、歌い方から所作までもがちゃんとダサくて、本当にかっこいいのです。

 実は、スコリバが結成したばかりのころに、タワレコのインストアライブでいちどだけ生歌を聴いたことがあります。サイン入りのアルバムは今でも大事に持っています。いちどでいいから「Say It Ain't So」も生で聴いてみたいなと思います。 

Say It Ain't So

Say It Ain't So

  • ウィーザー
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
Weezer

Weezer

  • アーティスト:Weezer
  • 発売日: 1994/05/10
  • メディア: CD
 

f:id:taishiowawa:20200812234835j:plain

2.James Blake「The Wilhelm Scream」

www.youtube.com

 ジェイムス・ブレイクに関しては、こんなところでご紹介するまでもないくらいにビッグな存在になってしまいましたね。いつの間にやらグラミー賞にノミネートされており、アップルのCMを観たときは本当にびっくりしました。

 曲とは関係がないのですが、このMVのコメント欄にある「my cat brought me here」がとても印象に残っているんですよね。「ほんまかいな」と疑いたくなる気もちもあるのですが、ジェイムス・ブレイクとの出会い方としては、とてもよいなと思ったのです。

  今日のこの記事があなたにとっての cat になればいいなと思います。セカンドアルバムの「Overgrown」で人気が爆発したのですが、個人的にはファーストアルバムの「James Blake」が好みです。ぜひ聴いてみてください。

The Wilhelm Scream

The Wilhelm Scream

  • ジェイムス・ブレイク
  • ダンス
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
ジェイムス・ブレイク

ジェイムス・ブレイク

 

f:id:taishiowawa:20200812234835j:plain

3.KRAFTWERK「THE ROBOTS」

www.youtube.com

 これまたご紹介するまでもないアーティストですね。まあ、今日の記事は「筆者がよく聴いていた曲」のご紹介ですからお許しください。

 多くの音楽好きがそうなのではないかと思うのですが、クラフトワークは一時期とり憑かれたかのように聴いていました。ご存知でなかった方も、あの斜め上を向いたアーティスト写真をいちどは見たことがあるはずです。サカナクションもライブでよくクラフトワークのオマージュをしていますよね。

 この独特の世界観はもちろんのこと、この音楽が1970年代に存在していたということが、驚きでしかありません。上に貼り付けたのはMVですが、ぜひライブ映像を観てほしいなと思います。はじめて観たときは「なんじゃこれ」と思いました。

ザ・ロボッツ

ザ・ロボッツ

  • クラフトワーク
  • エレクトロニック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
Man Machine

Man Machine

  • アーティスト:Kraftwerk
  • 発売日: 2009/08/20
  • メディア: CD
 

f:id:taishiowawa:20200812234835j:plain

 たったの3曲ですが、人間性が見透かされてしまいそうですこし恥ずかしいですね。それと同時に、ミーハーであることがバレバレな選曲をしてしまいました。まあ、はじめにも言ったとおり、決して音楽に詳しいわけではないのでどうか勘弁してください。

 音楽との出会いはそのほとんどが偶然で、しかしきっとそのタイミングで出会う必要があったからこそ出会ったのだろうなとも思うわけです。途中でも似たようなことを書きましたが、今日のこの記事が、どこかの誰かの「偶然」になったらすてきだなと思います。

taishiowawa.hatenablog.com

taishiowawa.hatenablog.com

 

【今後の予定】

①10月14日(水)こきけんよう Vol.15

②10月26日(土)キャリアアドバイザーと青年求職家が「仕事」と「教育」について語る会

 

【リスナー募集】

①10月14日(水)こきけんよう Vol.15

  毎週水曜日の定例会です。次回は20時30分スタートです。どうでもいい話をしています。週の真ん中、折り返し地点として聴きに来てはみませんか。声を出せる人はぜひとも一緒にお話ししましょう。水曜日に予定があるというだけで、目安になっていいものですよ。参加希望はツイッターのDMまで、よろしくお願いいたします。

f:id:taishiowawa:20201017115655p:plain

 

②10月26日(土)キャリアアドバイザーと青年求職家が「仕事」と「教育」について語る会 

 ツイッター職員室の中では、すこし変わった経歴をもっている木村彰宏さんことあっきーさん(@1130Kimura)とお話しさせていただくことになりました。「仕事」と「教育」について、たぶんまじめに話します。

 あっきーさんっとはほとんど初絡みで、いちどオンラインでのエデュシークでちらっとお話をしたくらいです。何も知りませんが、おもしろくなることは間違いないでしょう。

 ツイッターのDMにてリスナーを募集していますので、興味がある方は「あっきーさんと話すみたいなやつ、参加したいです!」とご一報ください。「ブログを見た」と言ってくださった方にはオリジナルステッカーをプレゼントします。嘘です。

f:id:taishiowawa:20201017120754p:plain

【ホームに戻る】

peraichi.com

 

 

【土】ヒトやモノに基準を委ねていいことはない

 

 おはようございます。右手の中指の爪に傷があります。どこで何があったのかはまったくわからないのですが、気づけばそこにありました。痛くも痒くもありません。ただそこに傷があるだけです。

 そんな傷がはじめは爪のつけ根の近くにあったのですが、時間とともに先の方へと移動してきました。もちろん爪が伸びているからです。

 爪が伸びるという事実は知っていましたが、こうして傷ができることで、その進捗をありありと実感することができました。ちゃんと伸びているんですね。

 そう考えると、爪とくっついている皮膚はどうなっているんでしょうね。爪は伸びればそのまま突き出て最後には切られますが、皮膚は一定のラインを越えると自然と爪から離れていきますもんね。皮膚も爪の伸びと一緒に移動しているのでしょうか。それとも爪が皮膚の上を滑るようにして伸びているのでしょうか。謎は深まるばかりです。どうも、インクです。

 

ヒトやモノに基準を委ねていいことはない

 ヒトやモノが潜在的に価値をもっており、それを自分が見出せるかどうか。これまでは無意識のうちに、価値はそうやって決まるものだと思ってきました。

 要するに、どれだけ鋭い目をもっていたとしても、そのヒトやモノがそもそも価値をもっていなければ、見出すこともできないというわけです。

 だからこそ、つまらないヒトやモノと出会ったときには、相手のせいにすることができました。そうすることで自分を守ってきたのだと思います。

f:id:taishiowawa:20200809172003j:plain

 しかし、最近になってようやく「価値はヒトやモノにはじめから付随しているのではなく、自分が与えるものなのではないか」と思うようになりました。

 要するに、ヒトやモノをつまらないと感じたら、相手に価値がないのではなく、自分が相手に価値を与えられていないだけだということになるわけです。

 「興味がない」という現象もおなじです。相手に興味をもたせるだけの価値がないのではなく、自分が興味をもてるだけの価値を与えられていないのです。

 すべては自分の責任です。ヒトやモノをつまらないと思ってしまうのは、自分が価値を与えられていないからなのです。逆に言えば、すばらしいヒトやモノには、価値を与えることができているというわけです。

f:id:taishiowawa:20201017115359p:plain

 このように考えるようになって、相手のせいにする必要がなくなりました。誰かを責める必要もないし、貶す必要もありません。つまらないと思ってしまうのは、すべて自分の責任なのです。

 むしろ、あらゆるヒトやモノに価値を与えられるようになりたいなと思います。絶対にそちらの方がおもしろいですからね。価値を与えることさえできてば、すべてのヒトやモノがおもしろくなるわです。

 ヒトやモノ自体が潜在的に価値をもっていると考えている限り、どこかでは必ず頭打ちになってしまいます。相手のせいにしなければならなくなるし、価値がないと切り捨てたらもう二度と戻ってきません。 

f:id:taishiowawa:20200809172003j:plain

 べつにこの考え方を強要するつもりはありませんが、自分の中ではとても大きな変化だったので、ここに記しておくことにします。

 このブログの価値は、このブログそのものにあるわけではありません。あなたがこのブログに価値を与えてくれるかどうかです。そしてきっと、価値を与えてくれた方が、筆者にとってもあなたにとっても、おもしろい未来が待っています。

taishiowawa.hatenablog.com

taishiowawa.hatenablog.com

 

【今後の予定】

①10月14日(水)こきけんよう Vol.15

②10月26日(土)キャリアアドバイザーと青年求職家が「仕事」と「教育」について語る会

 

【リスナー募集】

①10月14日(水)こきけんよう Vol.15

  毎週水曜日の定例会です。次回は20時30分スタートです。どうでもいい話をしています。週の真ん中、折り返し地点として聴きに来てはみませんか。声を出せる人はぜひとも一緒にお話ししましょう。水曜日に予定があるというだけで、目安になっていいものですよ。参加希望はツイッターのDMまで、よろしくお願いいたします。

f:id:taishiowawa:20201017115655p:plain

 

②10月26日(土)キャリアアドバイザーと青年求職家が「仕事」と「教育」について語る会 

 ツイッター職員室の中では、すこし変わった経歴をもっている木村彰宏さんことあっきーさん(@1130Kimura)とお話しさせていただくことになりました。「仕事」と「教育」について、たぶんまじめに話します。

 あっきーさんっとはほとんど初絡みで、いちどオンラインでのエデュシークでちらっとお話をしたくらいです。何も知りませんが、おもしろくなることは間違いないでしょう。

 ツイッターのDMにてリスナーを募集していますので、興味がある方は「あっきーさんと話すみたいなやつ、参加したいです!」とご一報ください。「ブログを見た」と言ってくださった方にはオリジナルステッカーをプレゼントします。嘘です。

f:id:taishiowawa:20201017120754p:plain

【ホームに戻る】

peraichi.com